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葉室麟氏の『山月庵茶会記』を読了【本のツボ】
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    評価:
    葉室 麟
    講談社
    ¥ 734
    (2017-04-14)
    コメント:藩を出て茶人となった主人公が16年ぶりに帰郷。そして16年前の出来事を暴いていくという時代ミステリーである。

    葉室麟氏の『山月庵茶会記』を読了。

    タイトルにあるとおり、茶会の話、

    ではない。

    政権争いに敗れた武士が藩を出て

    16年の修行を経て有名な茶人となり、

    いきなり帰郷。

    そして16年前の妻の死の真相を

    暴いていくというミステリである。

     

    茶事たっぷり、お約束たっぷり、

    「なんで16年ぶりに帰郷??」

    と思ったのは作中の藩の人間だけでなく、

    読者もである。

    妻の死の真相を暴く気持ちになるのに

    16年が必要だったと主張されれば

    それまでであるが、

    いささか腑に落ちない。

     

    後半はどんでん返しの連続。

    ひねりも利いていてうなる。

    利き過ぎていて別の意味でもうなる。

    たしかに伏線はあった。

    けれど、むー、いきなり!?

    きっと……序盤ではなく、

    中盤以降について来られない

    読者続出だろうな、と思うのだ。

     

    全体にはいい話なので、

    なんというか、

    なんと言っていいのか困る作品である。

     

    北海道の祭り事情【つれづれ】
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      ネットの問題で数日更新できなかった。

      ようやくできる。やれやれである。

       

      さて、北海道は祭り真っ盛り!

      よさこいソーラン祭り

      北海道神宮祭

      運動会

      地方のイベント

      音楽フェス

      そこかしこでマラソン大会もある。

       

      まあ、雪の季節にはなかなかできないので、

      この季節に集客目当てで行う訳である。

      さらにもう少しすると豊穣祭。

      この神社関係の祭りで

      北海道神宮祭ですら

      本州出身のわたくしは驚いたことがある。

       

      神輿である。

       

      神輿っていうのは

      十人くらいが「せいやせいや」とかいいつつ

      担いで町内を練り歩く、

      そういう認識があった。

      大きなものがあると道路は通行止め。

      駐車車両を大人5人で担ぎ上げて

      どかした光景を幼少期に見たのは

      脳裏に焼き付いている。

      「これぞ、祭り!」

      そう震えたものである。

       

      じゃがしかし! 北海道は一味も二味も違う。

      なにしろ……担がない。

      車に乗せる。それを引っ張る。

      北海道神宮祭でも、である。

      札幌市内を乗用車? に乗せた神輿で

      練り歩く??

      地方に行けば軽トラックに神輿をのせて

      町内回ることも珍しくない。

      軽トラの上から、餅投げをするのである。

      「風情? 何それ、美味しいの?」

      ってなもんである。

      子ども神輿も同様である。

      子ども、神輿、かつがなーい。

      ただ神輿の車の後ろをついて歩くだけである。

       

      がく然を越えて、がっかりを越えて、

      そりゃ祭りじゃねえよ! を越えて、

      「さすが過ぎて言葉も出ない」

      何しろ赤飯を甘納豆と食紅で作る土地柄。

      さらにはべらぼうに広い土地。

      合理的、なんだろうな。

      情緒より合理性。

      それが、北海道の祭りなのである。

      (そもそも北海道神宮祭で

      北海道神宮に参拝する市民が何人いることやら。

      出店は別エリアの中島公園にあるのだ。

      そっちがメインで、ただのイベントになっている)

       

       

       

       

      ところ変れば、である。

      あるあるである。

      そんな北海道を舞台にしたのが

      『粉雪ダウンバースト』

      よろしくね(´ω`)

       

       

      原稿のフローの一例〜☆彡【小説】
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        小説。

        真っ白い原稿(現代ではワードファイルが一般的であろう)にまっさらな気分で書き進んでいくのも悪くない。

        それをモットーとしておられる方もいらっしゃるだろう。

        じゃがしかし。

        エンタメ作品を書く上でそれは非効率! いつ終わるのか予定を立てられない!

        ということで、ほんの一例としてわたくしの原稿作業工程をば。

         

        1)プロット:本当にざっくりしたあらすじ+加えるべきエピソードを山ほど用意しておく

        2)箱書き:1)をもとに最初から最後まで、章立てならその順に書き進めていく。絵師さまにお願いするような原稿の場合、これがないとお願いできないこともある。

         

        わたくし、この箱書きに全力を尽くしておりまして。エクセルで作成しています。

        そりゃあもう「そのまま文章化すれば原稿できちゃうんじゃね?」ってくらい。

        基本的にサスペンス小説なので、時間軸が狂わないよう、また伏線をどこではるかなどのメモなど、それはそれはずっしりとした情報量となります。

        これまた一例を言えば……「時間軸 / 舞台 / 主人公たちの動き(起承転結の例) / 背後での動き」などを表に。解読できるフォントサイズギリギリで印刷して長編サスペンスの場合はA4横サイズ10枚以上になることもよくある。

         

        3)執筆:うん。これが一番たのしいよね!

        4)第1稿UPののちの推敲1

        5)4)をA4用紙タテ3段組で印刷。紙媒体状態で誤字脱字やら不自然なシーンの修正などの推敲2

        6)5)を元原稿へ修正反映

        7)6)を手元においてチェックする用のA5版冊子に印刷

        8)糊づけ製本する前に推敲3。……ここに来てもまだあるので恐ろしい。

         

        それまでは、音読推敲とか、横書き推敲など全5回くらいの推敲をしていたけれど(全部最初から書きなおしてみるとか)「原稿を見ると吐き気がする」ストレスに襲われ、泣く泣くこの工程は断念。原稿が嫌いになっては元も子もないのである。

         

        9)推敲3を元原稿に反映。

        10)書誌データなどを用意して、原稿とともに入稿。……人によってはここで郵便局へ公募出しとか、webサイトにUPとなる。

         

        郵便局へ出す……この作業はなかなか、恥ずかしく近所で出せないわたくしでしたね。

        最後のほうは腹をくくって裏面にもしっかり「投函日 / 作品名 / ペンネーム」まで記載できるまでになったがな!

         

        11)これはわたくしだけでしょうが、ここで8)の終わった用紙を糊づけ製本をして、乾かして読み直してホッとしたり身悶えたりします。

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

        さあ! みなさま! お互い頑張って書こうではないか!

        原稿の作業は苦しい道のりで、「(了)」なんて書いたら感無量で号泣しちゃうけど、カタチのない何かを手に入れられるコトうけあいです。

         

         

        『南極からのしらせ』点字にしていただけていました!【小説】
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          なにげなく、ネゴリサーチしていたら、

          拙作『南極からのしらせ(エネルギーフォーラム社)』が

          点字になっていることを発見!!!(;゚Д゚)

          すごい! すごいぞ!

          鹿児島県視聴覚障害者情報センターだより

          のwebページにのっていたのです。

          あらすじつきで。

           

          おおおお。

          ありがたくて、涙出る。

          いやもう、そうね、いい話にしてはみたけれど、

          正直、点字のことまで意識していなかった。

          ひょっとしたら今後朗読していただけるかも。

          あの……若干ぶっとんだ話が?

          い、いいのかな。

          エネルギー関連のトコ、難しくなかったかな。

           

          こういう予想外の事態に遭遇すると、

          書き手としての意識が改まる。

          今までも描写には気をつけていた。

          それでもよりイメージしやすいように

          書いていこうと気持ちが引き締まる。

           

           

           

          版元さまが文芸主流ではないことの

          底力を感じずにいられない。

          信頼というか、なんというか、

          こんなに刊行数年後も扱っていただけるとは。

           

          極地研ミュージアムでも販売中デス!

          楽しんでいただけたら、幸いです☆彡

           

          『南しら』図書館にもあるよ!【小説】
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            えー、

            お忘れかもしれませんが、拙作『南極からのしらせ(エネルギーフォーラム社)天川さく』はデジタルではなく、文庫本でもなく、なんと! ……単行本のSFサスペンス小説です。

            2015年夏に刊行! まもなく刊行2年になろうとしております。

            おかげさまで、全国書店および主要webサイト書店にて販売中〜。

            さらには東京立川市にある極地研の南極・北極館のミュージアムショップにて販売していただいております。

            ありがとう!!

             

            それを記念して? 少々毛色の違う紹介をば。

            版元がエネルギーフォーラム社さまなので? 拙作、図書館に置いていただけてもいるのです。

            おお〜。すごい〜。

            ざっくり調べたところ、以下のとおりです。

            お買い上げいただけた方が正直嬉しいのですが、お近くの方はよかったら活用くださいませ。

             

            ★札幌市中央図書館

            ★秋田県立図書館

            ★秋田市立図書館

            ★広島市中央図書館

            ★福岡県立図書館

            ★佐賀県立図書館

            ★宮崎県小林市立図書館

            ★岡山県立図書館

            ★堺市立図書館

            ……なんか、ほかにもありそうですが調べてきれない。ありがとう。

             

            最後に、心の叫びをこっそり。

            どこのwebサイトショップでもいいから、できればAmazonあたりで?

            (レヴューもしくは星の評価が欲しいよう! スルーはきついよう! お読みになられた方「フツーだった」とか「つまんなかった」でもいいのでください!)

             

            というわけで、どうぞよろしくお願いいたします。

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

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