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『おすすめ「ネット小説」5選』に紹介いただいていました【小説】
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    『Fireタブレットの使い方』さまにて

    『おすすめ「ネット小説」5選』として、

    拙作の長編サスペンス小説

    『カラフルな風(いるかネットブックス)』

    を紹介していただいていました。

     

    しかも、去年の11月3日に。

    さらにはkindle本として。

     

    キャッシュというかアーカイブから

    チェックするので仕方ないのですが、

    毎度毎度、気づくのが遅くなりすみません!

    どうもありがとうございますっ!!

    ……たぶん、きづいてなかった、はず。

    ここでもご報告していなかった、はず。

    まあしてたら、何度してもいいってコトで。

     

    さらに言い訳を重ねると、

    拙作kindleではあまり売上げがごにょごにょ。

    だからよもや紹介をされるなど、

    思ってもみなかったのだ!

    光栄です。

     

    『カラフルな風』は

    風に色がついて見える女の子が

    風の色の変化を見て、危機を救うという

    ラブあり、サスペンスあり、

    お仕事ありの長編サスペンスです。

     

     

    主人公・風香をずーっと健気に見守る

    大学からの同期の爽に注目☆彡

     

    うん。夏にぴったりかも!

     

    auブックパスの読み放題プランいかがすか【小説】
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      ソフトバンクユーザーなので

      PCでしか楽しめないですが、

      auのスマホ、そしてすべての? PC

      で楽しめる電書サイト、

      auブックパスさまでは

      『読み放題プラン』 の設定があります。

      拙作も割と対応。

      「思う存分に電書を楽しみたい!」

      という方にお勧めです。

      拙作のページ

       

      拙作は、長編が多いので値段が高め。

      100円の商品はない。

      そういう意味ではお得なプランです。

      サスペンスが多いのですが

      キーワードタグにSFも入れているので

      SFランキングにわりかし入ってます。

      ありがたい。

      さすがに最上位層にはいませんが、

      3ページめくらいから

      わらわらといます。

      えへへ。

      『カフェ・ド・カズ』が読まれているよう。

      2013年の作品ですね〜。

      ……自分としては

      『南極からのしらせ』を発表して以来

      作品が安定してきたと思うので、

      できれば2016年以降のをお勧めしたいです。

      ぜひぜひ〜。

       

       

      よろしくデス。

      刊行2周年記念「南極からのしらせ」祭り、閉幕です!【小説】
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        ひと月に渡って行ってきました、「刊行2周年記念『南極からのしらせ』祭り」。

        本日、これにて閉幕でございます。

         

        最後の小ネタはこちら!

         

         

         

        ◆本日の小ネタ 2017.08.16
        *南しらとは。まとめ──*

        主人公・白瀬湊(しらせみなと)、彼は何ができ、何をさせられたのか。
        「このままじゃ俺はここにいるだけになる」
        本人もそう焦る。先輩・惇也は「それだけで充分なんだよ」と力説するが納得できない湊。
        そして南極、いや世界の動植物を統べるミスター・エンペラーは湊へ告げる。
        「湊ならできるよ。湊にしかできないよ。──やってくれるよね」(p149)
        湊は、何をするのか、それを問うこともせずにうなずく。そしてミスター・エンペラーとシンクロする。
        その後、湊が起こした行為。実は成功しようが失敗しようがどうでもよかった。
        湊がちゃんとシンクロできるかどうかに意味があった。
        そしてそれは、本作品で一番の問題とされている太陽の急激発達よりも実は切実に、人類か瀕していた危機を救うのだ。
        拙作・短編『輪廻するペンギンたち』、ここでは頻繁にミスター・エンペラーと『彼』とのやり取りが出て来る。『彼』の期待に無意識に、湊は応える行動を取り、そして世界は救われるのである。

        上記はまさに本編では語られないバックグラウンドの物語である。
        湊は単純に太陽の急速活発化をRWMの一同とともに阻止したのではない。
        ペンギンとの通訳として南極のロス棚氷まででかけたわけでもない。
        白瀬矗の血。作中では百年近く前からつないだ『縁(えん)』がつむいだ物語だ。
        孤高のペンギンだったミスター・エンペラーを彼と彼の子孫、湊の父がつないだからこそ、ミスター・エンペラーもあきらめずにすんだのである。
        ──このひと月、おつき合いいただけた格別の小ネタであります。

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

        今後とも、どうぞ、『南極からのしらせ(エネルギーフォーラム社)』をよろしくお願いいたします。

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

        宮部みゆき氏の『荒神』よんだ【本のツボ】
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          評価:
          宮部 みゆき
          新潮社
          ¥ 1,015
          (2017-06-28)
          コメント:時は元禄、東北の小藩の山村が──とくれば、藩のいざこざがメインになるかとおもいきや、むしろ「もののけ姫」みたいになってきた! 時代小説なのか、ダークファンタジーなのか。描写がやたらリアルなだけに怖さ倍増。夏にぴったりなのであった。

          宮部みゆき氏の『荒神』を読了。

          宮部みゆき氏はミラクル級オールラウンダー

          であらせられるので

          時代小説だけを読むと決めている。

          「時は元禄、東北の小藩の山村が──」

          とあるので、

          なるほど、藩の争い物語か、

          などと思っていたら、序盤くらいから早くも。

          「む、むぐう? も、もののけ姫??」

          そう、ダークファンタジーの様相を

          呈してきたわけである。

          しかも書き手は宮部氏。

          半端をやるわけがない。

          ツボとお約束は心得ておられる。

          つまり、こくめい描写、登場人物へ

          容赦のない扱い。

          「こわっ。めちゃこわっつ」

          メンタル的に怖くて、

          「夏にぴったり!」

          と叫んでいたところまではよかった。

          通勤のお伴によんでいたので、

          インターバルがあったのもよかった。

          そしてダークファンタジー性は

          さらに磨きがかかっていき……。

          「これ、時代小説じゃなくてもよくね?」

          「村人でラスボス倒そうでよくね?」

          とヤケクソ気味になっていくのだ。

           

          その中でワタクシの心の支えは

          源じい。

          彼のハードボイルドさが

          もうめちゃ安定でカッコヨクて。

          ラブ。

           

          読んでいるあいだ、ときおり夢で

          「つちみかどさまー」と

          うなされたのでした。

          ホラー慣れしていないから。

          まんまとひっかかった。悔しい。

           

          南しら「未公開部分の試し読み、その2」【小説】
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            2th南白祭り、も残すところ、あと数日となりました。

            今日は「未公開部分の試し読み、その2」を公開!!

            『南極からのしらせ(エネルギーフォーラム社)』天川さく

            を今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

             

            ◆試し読み初公開(2)

             

             俺はどうして信じられた?
             だって……ミスター・エンペラーが言ったから。ただ、それだけだ。モニターを見ても専門外だからよくわからない。太陽風が吹き荒れると言われればそういうものかと思うくらいだ。
             天気予報と同じだ。
             午後から雨が降る、と言われれば傘を持って行こうと自然に思う。どういう理屈で雨が降るかなんていちいち考えない。せいぜい雲の色が黒くなってきたなと思うくらいだ。
             ミスター・エンペラーの不安は身体中に伝わった。
             世界各地の気温が上昇して南極大陸の氷河や棚氷が音を立てて海に崩れ落ちていく。取り残されたアザラシやペンギンが氷山のあちこちで声高く鳴いている。そして水位の上昇だ。急激な気温変化であちこちの大陸に水が押し寄せ島々をのみ込んでいく。それでも気温の変化は止まらない。ドンドン地上から水分は蒸発し、空気も乾燥して山火事が大発生。それだけではない。太陽の磁気嵐によって方位が狂ったイルカたちがどこを泳いでいるのかわからなくなって大量死。それから……それから。思いがあふれて胸が苦しい。
             けれどそれはすべて予想だ。現在起きている出来事ではない。
            『しっかりしろ。ちゃんと、もう起きている』
             惇也の声が耳に響いた。
            『日の出を迎えた地域からジリジリと気温は上昇を始めた。もう推測じゃない。現実だ』
             ポートモレスビー、東京、マニラ、東ティモール、台北(タイペイ)、ソウル、北京(ペキン)、ブルネイ、ハノイ、シンガポール、ジャカルタ……。
            『……どこも日の出から小一時間ですでに通常予報の最高気温に達している。午前中にそれを軽く突破する。あいつらの本社があるオーストラリアのブリズベンでも気温が急上昇しているはずだ。それをやつに伝えろ。データアクセスしてみろと言うんだ』
            「ブリズベン……。オーシャン・スマイル社の本社があるんだよな。そこですでに気温急上昇中だ。周辺海域でも今まで見たこともない温度になってる」
             男は湊の目を睨む。しばらくそうしていただろうか。湊に顔を向けたままで男は背後の部下が差し出したデバイスの画像に目を向けた。ほんのわずかに男の眉が動く。
            「……一時的なことだろ?」
            「だったらオーストラリア東側だけで起こるはずだろ? だけどミクロネシア諸島でも、さらには東南アジアでも起きている。これはどう説明つけるんだ? 無茶だろ」
            「気にするほどのことじゃねえっつってんだよ」
            「あんたが見せろっていった証拠だ。信じられないって言うなら、ポートモレスビー、トウキョウ、マニラ、東ティモール、台北、ソウル、北京、ブルネイ、ハノイ、シンガポール、ジャカルタの各サイトにデータアクセスしてみろよ。アクセスコードは……」
             ああもう、うるせえよ、と男は湊を振り払った。
            「こんなのが証拠? ならねえよ。これっぽっちのことで事態を変えるわけにはいかねえだろ。子どもだってわかるだろ」
            「これっぽっち? そんなわけないだろ」
            「ここまで掘削させんのに何十億かかってると思ってんだつってんだ。これ以上損害を出せねえんだよ。寝言につきあう暇は」
            「寝言じゃない。このままだと手遅れに。いやもう手遅れかもしれないんだ」
            「だったらなおさらどうしようもねえだろ? 最悪の事態? なりゃいいだろ。今より最悪な状況はそうそうねえよ。俺たちもお前もな」
             そう言って男は湊の額に銃口をピッタリとつけた。金属の冷たさが身体中に伝わっていく。
            「……この距離だ。はずすことはない。反動が酷いがしょうがねえわな。RWMの社員殺すと、どうなるんだっけかなあ。まあいいや。環境だなんだとうるさく言うヤツがひとりいなくなるだけで随分風通しがよくなるぜ」
             じゃあな、と男が鋭く目を細めた。
            『伏せろっ』
             惇也の声が頭に響く。銃口が額にあってどうやって、と思ったとき、銃声が響いた。額の金属もなくなっている。男がのけぞって、ゆっくりと床にひっくり返った。
             何が起きた? と思うのと同時に再び銃声が響いた。その銃声に周囲の武装部隊も後方に向かって一斉に発砲を始めた。
            『白瀬湊っ、ずっと伏せているんだ』
             惇也が叫び、湊は慌てて床に伏せた。さっきまで自分の額に銃口を突きつけていた男の顔が至近距離にあった。白目を剥いて口をポッカリと開けている。
            『大丈夫』
             惇也が湊の気持ちを汲んだように伝えた。
            『彼は死んでない。麻酔銃だ。RWMの強力なヤツ。即効性があって、かつ長時間意識が戻らないだけだ。君のせいで誰かが死ぬことはない』
            「……惇也さん」
            『今のところは』
             でもこれからはわからない、と惇也は続けた。
            『だから、お願いだから僕たちの指示に従って。いい?』
            「……はい」
            『六十五秒カウントして。それから頭を低くしてゆっくり立ち上がり、右手の壁に向かって走るんだ。何があっても止まるな。通路も飛び出していっていい。発砲されても構わず走れ』
             大丈夫、と惇也は繰り返す。
            『君には当たらない。そのまま走り抜け』
            「何があっても?」
            『そうだ。カウントダウン、スタート』
             惇也の声が消えて湊は夢中でカウントした。……六十三、六十四、六十五。言われたとおり頭を低くして立ち上がる。頭上を弾丸が飛んでいった。そのまま右手の壁に向かう。爆発が起きて目の前が煙で覆われた。それでも惇也の指示とおり湊は走り続けた。ほどなく通路に飛び出した。銃声がした。目の前の壁で何発も跳弾(ちょうだん)する。あと少しで行き止まりになる。どうすれば? 
             そう思ったとき、周囲が真っ暗になった。
             え? 停電? 
             足が緩んだ湊の手を誰かがフワリと掴んだ。そして力強く引き寄せる。
            「そのまま走ってください」
            「チサトちゃん?」
            「メイン電源を潰(つぶ)してきました。非常用電源が稼働するまであと二十秒です。それまでに外に出ます」
            「……どうしてここが?」
            「私のスキル、お忘れですか?」
             ああそうだった。湊の頬が緩む。でもこれをチサトちゃんひとりで? 走りながら湊の顔が歪む。違う。俺を殺そうとした男へ的確に麻酔銃を撃ちこむ者、そしてせっかくやってきたのだ、絶対にしておくべきオーシャン・スマイル社の稼働を強制停止、それをする者、その二人が必要で。そして、それは――。
             チサトが分厚い扉を開いていた。光が湊の目を刺す。冷たい風が顔に吹きつける。外だ。そして、そこには小型輸送機があった。ボブとマッドが立っている。

             

            (続きは本編で)

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

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