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SFについて思うこと【Find something new,recently】
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    SF。サイエンスフィクション。
    これから何を連想するであろうか。
    スペースオペラはまあSFですね。
    地球が舞台でも地球外生命体が出てきたり、
    時空が歪んだりするのはSFでしょう。
    つまり、
    「現在の状況にない科学的に起こりそうな世界」
    のものがたりがSFと認識されるわけですよ。
    映画でもね。
    地球の反対側に地下鉄みたいなので通勤するのとか
    (マントルどうしているんだよ、という
    突っ込み禁止らしい)
    列車の中だけで人類が生き残っているとか
    (列車はどうやってうごいているんだよ、
    という突っ込みも禁止らしい)
    そして日本のSFというと近年なんだか、
    小難しい方向に向いている気がするのだ。
    純文学寄りというか。エンタメ性が薄いというか。
    時空を歪めてそのまた次の時空へいっちゃったり、
    (ああ、連想すると気分が悪い)
    ロボットと将棋を指して最善の手を見つけようと
    格闘したり、
    (ロボット相手じゃなければ、ただの純文学、
    という突っ込みは禁止らしい)
    そういう、小難しく聞こえる文体で、
    宇宙の現象を変えちゃうような
    そんな出来事が SFらしい と評価されるらしい。
    つまりだ、
    以前、わたくしが出した作品が、
    とてもSFとは思えない、もっと想像力を働かせて、
    とK談社から書評を受けて、
    「そりゃもっともだな」
    と思いつつも(根に持ってる)
    「でもぶっちゃけそこは本編とどうでもいいし」
    と思っちゃった段階で、
    「ああ、わたくしの書くものはSFじゃないな」
    とようやく気づいたのであった。
    魔法が出て来るわけでもないからファンタジーでもなし。
    平たく言えば単純なるお仕事の話であった。
    もう世間では未来設定だからSFではないのだ。
    舞台が移民先の惑星あたりでも、
    現代と酷似していたらSFではないかもしれない。
    むしろSF枠というのは限定されたジャンル!?
    もし、お書きになりたい方がおられたら、
    スペースオペラあたりをオススメします。
    間違いなくSFだ。
    ギャラクシー オブ ガーディアン みたいに、
    アライグマがバトルするのもよいのでは。
    レッツ、チャレンジ。



     
    いまさらそこ!?【Find something new , recently】
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      気づいたのであるが、
      舞台が未来だからSFにはならないのではないか?
      一般の人が 「SF本」 とあるものを、
      手に取るとき何を思い期待するか。
      「宇宙人とか出て来るのかなあ」
      「ワープとかしちゃうんじゃない?」
      「隕石がふってきて地球の危機とか」
      つまりは……スペースオペラの類である。
      ただ舞台が未来であって、
      そこにある企業で起こる日常についての話は、
      ひょっとしたらSFとは言わないのではないか??
      だって、まったく読者予想にあてはまらないもん。
      すると? 何? 
      このざっと3年ほど、せっせと書いて来たRWMものは、
      奇妙な社員が繰り広げる株式会社RWMってだけで、
      SFではない、かもしれない?
      舞台は地球って限定しているし、
      宇宙人も出すつもりはないし、
      未来設定というだけで基本現代小説と変わらないし……。
      「うん。SFじゃないんでは?」

      なんてこった〜〜〜〜。

      ってことにここ数日で気づいた。
      『水ようかんの構成元素』 
      あたりでマッドサイエンティスト連中
      が延々とうんちくを語る、
      あの話はまあSFと言ってもいいかもしれない。
      けど、あれは実は安いミステリだとプロット段階で自覚。
      あろうことか!
      SFの体をなしたミステリにしちまった。
      ミステリの体をなしたSFじゃなくて。
      SFの体をなしたミステリ!
      逆じゃん!
      誰も興味持たないじゃん!
      ものすごくコアな層しか興味もたないじゃん!
      ううむ。3年前の自分はそれでいいと思ったのであろう。
      3年後の自分には不可解な出来事である。
      ***
      上記の教訓を得て、現在新作の全面改稿を猛進中なのだ。
      せっかくセルフパブリッシングではなく、
      電子出版社さんとのおつきあいをさせて頂いているので、
      このご縁を大事にせねば〜。
      よろしくね(・∀・)
       
      道産子というイキモノ【Find something new,recenty】
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        暑い。
        北海道規格で暑い。
        25度を超える夏日が連続だ。
        もううんざりだ。もうお腹いっぱい。
        暑いのはもう! こりごりだ!
        「ざけんな! こっちは10度は暑いわっ!」
        という方。
        まあまあ、話を最後までお聞きくだされ。
        なにより、冷房設備。
        コレがない状況だ。
        それはわたくしの家のみならず、
        北海道の民家では一般的なことである。
        暑くて、さらには湿度も割りとある。
        北海道のくせに。
        北海道のくせに!!
        ……もうバテバテである。
        朝起きた瞬間に、ちくしょうと思うほどである。
        朝起きて、ちくしょうと思うほどの暑さなんて!
        ……10年前の北海道にはなかったことだ。
        この10年で北海道もずいぶんと変わった。
        かつては半袖を着る日など一週間あればよかったのに、
        夏など半月くらいで終わったのに!
        近年は6月から夏である。
        これではまるで本州、日本ではないか!
        ……地球温暖化を嘆かずにはいられない。
        ***
        ところで、
        道産子。
        この気温に 「マイナス」 がつくと、
        わりかし平気である。
        正確にいえば、マイナス25度さはすがにキツイが、
        マイナス10度が連日でも
        「しびれるしょ(冷たくて途方もなく寒いコト)」
        といいつつも犬の散歩を欠かさない。
        犬には不幸なことだ。
        どんなに視界ゼロで、ブリザードで、
        「うおう! わたくしの命もここまでか!」
        と雪原に膝を折った状況でも、
        サッポロあたりの大都市(190万人)では、
        ひょこっとおばあちゃんが犬とともに現れて、
        大災害状況がいきなりのほほんとした光景にかわり、
        「さて……と、帰るか」
        と我を取り戻せたりするのだ。
        それが道産子だ。
        道産子クオリティだ!
        ゆえに……夏はもういいです☆
         
        これが理系と文系の差だ! 建物編【Find something new,recentry】
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          この春、偶然にも文系の建物と理系の建物(大学)に
          入る機会を得た。
          まずは文系の学科の建物である。
          2つの大学を見て来たのであるが、
          「な、なんじゃこの洒落た感じは!」
          「テーマパーク!?」
          と空気のマイルド感にびっくり。
          窓枠は曲線で、ちょっとしたスペースに
          可愛らしい箱庭があったり。
          天窓から差し込むあかりは、
          読書をするのにうってつけ。
          落ちつく……果てしなく落ち着く!
          ***
          対して理系の建物。
          こちらは普段から味わっているものであるが、
          昨日、さらに進化した建物に入った。
          デザイン性に優れている。
          無駄がない! ミーティングもはかどりそう!
          そしてちょっとした空間の日差しが差し込むエリアには
          「……コケ? なにかの実験?」
          そう! 隙あらば、実験をしようという
          気構えにあふれていた!
          ***
          両方とも、デザイン性にあふれていたにもかかわらず、
          受ける感覚、受ける空気の
          あからさまな違い! どこから来るんだ!
          圧倒的な空気の差にびっくりしましたよ。
          両方ともをバランスよく吸っていると、
          人間として厚みがでてくる気がする。
          学生のみなさん、ぜひお試しあれ。
           
          ホッカイドウは暖かいのだ!?【Find something new,recently】
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            先々週の愛知旅行に加え、昨日までの近畿。
            そこでいろいろな宿やら建物に入って実感。
            「寒い!」
            「外の方があったかいよ!」
            何を寝ぼけたことを言っていやがる、と
            そう思われる方も多いでしょう。
            ちっちっち。
            ホッカイドウへいらしてください。
            とくに夏以外のホッカイドウ。
            飛行機から空港内に足を踏み入れた瞬間に思う。
            「あ、暖かい」
            そう、暖房パワー基準というか、エコ気分が
            蝦夷国では違うのである。
            外は寒い。これ当たり前。
            だからこそ、中は徹底的に暖かく。
            コートは脱げる気温に。コレ基準。
            ゆえに……ホテルの中が寒いなど、
            あってはならないのだ!
            エアコンをつけてもしばらく室内で
            ジャケットを着てがくがく震えるなど、
            言語道断なのだ!
            ***
            道外の宿にいたときだ。
            最初は自分の体調のせいかと思っていた。
            「風邪ひいたか? ジャケット着ておこう」
            ところが、幾ら経っても室内気温が上がらず、
            お風呂に入ってすぐに布団にもぐって就寝。
            ***
            思い出せば、本州ではこれが基本スタイルであった。
            しかしだ。
            ホッカイドウでは真冬の室内で半袖でもアリであった。
            それを長い期間、風習としてすごしてきた。
            ゆえに、室内でジャケットを着ているのはむしろ、
            礼をかく行為ですらあるのだと思っていた。
            ***
            冒頭に戻るが、新千歳空港に戻って、
            「あ、暖かい」 と。
            そして現在、室内でぬくぬくしている。
            室内気温は24度。
            ストーブは設定温度に達したので止まってる。
            素晴らしいな、ホッカイドウ。
            蝦夷国万歳!
            ……もうこの国から出られない身体になったのかもしれない。
            ただし……夏は別だ。クーラーないもん。
            今年の夏にクーラーをつけるかな、増税後だけど。
            でも今はぬくぬくだし、と幸せなのであった。
             
            占い信じますか?【Find something new,recentry】
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              一応女子なので、占いは何となくチェックします。
              朝刊の月別占いからYahoo!のエヴァンゲリオン占いまで。
              「今日のあなたは絶好調!」
              なんて言われると調子にのり、
              「やることなすこと裏目に出る日。おとなしくしておきましょう」
              と出ると軽く落ち込む。
              ……なんてことはない。
              いい運勢だった日はそれなりに気持ちいい朝になるけれど、
              格別いいことなど起こらずに終わるのが常。
              「悪いことが起こらなかっただけでもいいか」
              そう思って布団に入る。
              反面、悪い運勢だった日は大変です。
              軽く落ち込む?
              馬鹿を言っちゃイケナイ。
              いい日はさほど気にしないのに、悪い日はめちゃ気にする!
              もうね、自分の空気が文字に書いたように
              「どよんど」
              とするわけですよ。
              これまた格別悪いことが起きたわけでもないのに、
              「なんかぱっとしない一日だったな」
              そう思って布団に入るくせに。
              気になって仕方がない。
              「ど、どんな悪いことが待ち構えているんだ」
              「これか? このことなのか?」
              「地下鉄の扉が目の前で閉まった。これのことか?」
              大騒ぎである。
              一言でいえば凡人なんすねえ〜。
              けど、占いを見るのは好きなんです。
              タロットとかは一日一回を厳守。
              『気』 の乱れを気にしているわけでもないのに厳守。
              ***
              考えてみよう。
              いったい世の中に自分と同じ星座の人間が何人いるか。
              自分と同じ月に生まれた人間が何人だ。
              自分と同じ生年月日に同じ土地で生まれたのだって、
              自分ひとりではないはずで、
              同姓同名だって、
              「可能性はゼロではない」 のだ。
              みんな同じ運勢をたどったら気持ち悪いではないか!
              ***
              それでも今日もいそいそと、
              まずは朝刊の月別占いをチェック。
              そしてTwitterで朝のご挨拶をしたのち、
              Yahoo!のエヴァ占いをやって、
              「まあまあか」
              と鼻を膨らませてブログを書いている。
              ***
              要は……占い自体、嗜好品なんですヨ。
              コーヒーを飲むように、占いを見る。
              どうだー、日本人の典型だー。
              で、今日のエヴァ占いは最高だったので、
              とても気持ちのいい朝なのであった。

               
              図書室じゃない!【Find something new,recently】
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                学校の中にある図書室、
                リアルな記憶でも小説の中でも、
                そこは本棚にあふれていて、棚の後ろに隠れると姿は隠れ、
                上の棚の本を取るのに苦労をして、
                専門書のコーナーにいると少し誇らしい。
                ゆっくりと座って読めるスペースがあり、
                取り出した本の場所がわかるよう、空箱を入れたり、
                棚にない本は司書さんに頼んで奥から取り出して貰って、
                そうして、ゆったりとした時間が流れている、
                インクの匂いと少し埃っぽい空間だ。
                新刊が常に入って、誰かが借りていて、
                少なくとも5000冊はあり、
                2万冊を蔵書する学校が人気。
                わたくしには、そんなイメージがあったのだが……。
                ***
                最近の、なのか、ホッカイドウだからなのか、
                とある義務教育機関の図書室を見る機会があり驚愕。
                「……本がない。え? 本当に図書室なの?」
                「夏目漱石も生き物百科事典もない」
                「……けど、ええ? 漫画がある!?」
                「どゆこと!」
                「ウチのほうが確実に蔵書あるよ」
                一カ所の機関ではなかった。
                小学校でも中学校でも高校でもそうであった。
                (そんなに見る機会があった)
                年代別ではなく複数の学校でである。
                ***
                図書館ではなく図書室の話だ。
                学校の中の書籍ルームである。
                だがしかし、そこは自習室または談話室なのだった。
                どうなってしまったのだ!
                ひとりも友だちがいない人間が、ひっそりと過ごす、
                あのオアシス空間はどこにいったのだ!
                ***
                なるほど……だから本を読まない子どもが増えたのか。
                読まない以前に、読む機会がない。
                本に触れるチャンスが圧倒的に少ない。
                そいつは……本を読め、というほうが無茶だ。
                学校の予算関係もあるだろう。
                だがしかし! 教育機関たるべき場所で、
                図書代をケチってどうすんだよ!
                ひょっとするとそもそも本に興味のある教師が
                極端に少なくなってしまったのか?
                ははは。馬鹿な。
                ***
                せっかく電子書籍というものが存在するようになった。
                たとえば、である。
                学校で、電子化されている文芸書籍を購入して、
                それを図書室のパソコンで学生に無料閲覧させてはどうか。
                図書の管理場所にも困らず、かつ、蔵書数はぐんと増える。
                複数のパソコンで閲覧できるようにすれば、
                利用者も増えるだろう。
                管理も楽だし、いうことなしではないか。
                実践されている学校があるなら、
                他の学校も是非見習っていただきたいものである。
                うん。小さい施設ほど、この手段、有効なのでは?
                だって……学生って、けっこう無料の本とか
                スマホで読んでるじゃん?
                有料の本を学校で読めたら、最高ではないか。
                まあ……司書さんやら学校側の意欲の問題となろうが。
                ご検討のほど、よろしくお願いします☆
                 
                笑顔ノチカラ【Find something new,recentry】
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                  短期のバイトのおかげで心身ともにボロボロである。
                  体力が皆無のわたくしは通勤だけで疲労困憊。
                  さすがに勤務中は一般人体力保持者のフリをするものの、
                  一歩外に出た瞬間、笑顔が消える。下を向く。
                  そう、下を向いて歩くのである。
                  冬のサッポロのこと。
                  ツルツル路面で足元を見ないと危ないのも事実だが、
                  足元を見て堅実に生きる、というようなことではない。
                  前を向いて歩けないのだ。
                  未来を想像すると吐き気がする。
                  前に何があるというのだ! 未来など想像だにしたくない。
                  末期である。
                  足元を見ていると、現在、だけを見ていられる。
                  それで、かろうじて職場もしくは自宅に戻れるのである。
                  ***
                  そんな足元を見て歩いていたある朝の出来事だ。
                  職場構内では大掛かりな建築工事が成されていて、
                  土方のお兄ちゃんやらおじさんが尋常ではない人数いる。
                  あの特徴的なパンツスタイルに地下足袋、ヘルメットの、
                  「俺はやるぜ」 的なエネルギッシュな方々だ。
                  で、なんの拍子かわたくしは顔を上げた。
                  おそらく、おそろしく狭い雪道を、
                  大型クレーン車が入らざるを得なくなり、
                  交通整理のため歩道が封鎖されたか何かだった。
                  そして私の視界に入ったのは、ひとりの土方兄ちゃん。
                  兄ちゃんは笑顔だった。
                  頭の中が吹き飛ぶくらいの笑顔だった。
                  いいことがあったとか、仕事が楽しいとか、
                  そういうレベルではない。
                  邪気がまったくない、何にも考えていない笑顔。
                  そんなピュアな笑顔に触れたのは初めてであった。
                  惚れる惚れないのレベルを超える笑顔なのだ。
                  失礼ながら彼には学などないかもしれない。
                  金も地位も名誉もないかもしれない。
                  それでもなんら邪心なく、ただひたすら純粋に、
                  抜けるような笑顔をしていたのだ。
                  ***
                  笑顔の人間は結構いる。
                  愛想のいい人、気前のいい人。笑顔だ。
                  だがその奥に抱えている事情とかなんとか、
                  そういうものが少なからず見えてしまうわたくしに、
                  兄ちゃんの笑顔は凄まじく衝撃で、
                  思わず、わたくしは、顔を上げた。
                  青空があった。
                  抜けるような青空だ。
                  久々にみた青空だった。
                  「あ。青空だ」
                  そんな間抜けな言葉が口から突いて出るくらいであった。
                  ***
                  以来、わたくしの心は少し軽くなったのだ。
                  疲れたときには
                  あの兄ちゃんの笑顔を思い出すことにしている。
                  その力の大きさを知ることができたわたくしは、
                  ラッキーだと思う。なむなむ。
                   
                  感無量とはなんぞや……【Find something new,recently】
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                    つい数分ほど前のことだ。
                    昨日叫んでいた公募のエントリーシートを入力して、
                    「本当にこれで間違いがないだろうな……」
                    とおののきつつ、
                    「とりゃあああっ!」
                    と送信ボタンを押した。
                    即座に 『受け付けました』 メールの返信も来た。
                    何も問題はない。この数か月の騒ぎは終わった。
                    終わったんだぜ。正月なく書き続けていた例のブツが!
                    さあさあさ、有頂天になろうぜ!
                    そう思うも、気持ちはなぜか浮かないのであった。
                    疲労困憊で何も手がつかないわけでもなく、
                    こうしてブログを書ける気力は残っており、
                    なんというか、「ふうん」 そういう感じだ。
                    「ふうん。あ、応募しちゃった」
                    以上だ。
                    ***
                    思えば、わたくしは幼少期からそうであった。
                    一大事があったとしても冷めている。
                    そして一週間とか、ときには数年たってから
                    感無量になって、泣き崩れたりするのだ。
                    こういうのを、なんていうの?
                    アマノジャクとも違うし、鈍感でもないだろうが、
                    怒られたりすると即座に必要以上に恐縮するものの、
                    褒められたりすると 「あ、ども」 と会釈する程度。
                    他人からみると 「すかしていやがる」 といったところか。
                    ***
                    文庫本が出版したときもそうであった。
                    「あ、出たの。あ、そう」
                    以上だ。
                    その後、めちゃくちゃ嬉しかったか、と言えば、
                    実はまだ感情の波は押し寄せていない。
                    むしろ喪失感がひしひしとわき上がってきたり。
                    ***
                    発表するということはアウトプットだ。
                    その分、自分は薄くなる。
                    インプットをしないと存在を保てない、
                    なんてことはないけれど、
                    果てしなく心細い気持ちになるのだ。
                    なんてことを書いていたら、心細くなってきた。
                    さあ……どうしよう。

                     
                    本を読もうよ【Find something new,recently】
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                      先日、某小説雑誌をめくって愕然とした。
                      「あ、れ? この雑誌ってラノベ専門じゃないよね」
                      「確かにシニアより若い世代向けの小説雑誌ではあるが」
                      「……これは、ちょっと……、大丈夫なのか? 日本」
                      そう、大丈夫なのか日本、と大袈裟にも思ってしまった。
                      内容ではない。それ以前の問題だ。
                      フランクになっていた。フランクすぎるだろう、おい、だ。
                      具体的に言えば、地の文がなっていない作品が目につき、
                      (作風として一部を取り扱うのはアリだが、やり過ぎだ)
                      二点リーダーやら棒線の使い過ぎ、つまり全般にラノベだ。
                      それでも内容的に高次になっていればまだしも、
                      雑誌全体のレベルがあまりに幼稚化していた。
                      幼いのである。
                      これで千円以上の値段を取るのだ。
                      ちょっと待て、と言いたくなる。
                      先月号まではそんなことはなかった気がする。
                      どうした? 何があった! ひょっとすると……
                      売上促進会議か何かで、
                      「今後はもっとラノベ世代に寄り添って行こう」
                      とかなんとかそんな方針でも打ち立てられたのだろうか。
                      思えばこの雑誌に限ったことではない気もする。
                      時代小説でもより骨太で精密でお手本にしようと思える、
                      そんな作品がだんだん減って来た、気もする。
                      「ちょっと調べて書いてみちゃいました☆」
                      みたいな感じのものがあふれている。
                      骨太な作品は読むのにも時間がかかる。
                      それで読み手側から倦厭されたのだろうか。
                      お手軽な作品ばかりが売れるのであろうか。
                      だが待てしばし。
                      それでいいのか、
                      言い訳がないのだ。

                      『某謎解きはほにゃららを〜』 を読んで、
                      「これはまさに本格ミステリだ、すげえ」
                      と中学生あたりが本気で思ったらどうするのだ!
                      もう思っているかもしれない、どうするのだ!!
                      「ちょ、これマジで大変な事態なんじゃね?」
                      「やべえよ。マジやべえから」

                      「眦聴蠅鰐滅鬚い韻鼻△修貽匹鵑濃代小説ちょろいぜ、
                      書いてみるか、って思う奴が出たらどうすんだよ」
                      危機感ばかりが募るのだ。
                      「もっとガチガチな小説を読もうぜ!」
                      「村上春樹だってライトな方なんだぜ!!」
                      「大江健三郎あたりを読もうぜ!!!」
                      そもそも今の中学生って明治や昭和の文豪の本、
                      どれだけ読んだことがあるんだろうか。
                      よくて太宰治、森鴎外なんて 「え? だれそれ偉人?」
                      なのだろうかー。ああ、恐ろしやー。
                      拙作を読んで 「難しい」 なんて感想をもらった日には
                      めまいがするのだ。……こんなに軽い内容なのに。どこが!?
                      (ちなみにこの感想は身内から出たものである。)
                      ***
                      夏休みや冬休みになると書店で見かける、ベスト100選。
                      「何を今さらやるんだろう」
                      と思っていたけれど、
                      実はものすごく大事なイベントだったかもしれない。
                      年末年始にまたお見かけするだろう。
                      いい機会である。みなさん、古きからともに学びましょうー。


                       
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