ブログパーツUL5
岩井クン最終話! 先行! 試し読みをHPにて公開開始!【小説】
0

    拙作『岩井クンの祥子センセ事件簿』

    (いるかネットブックス)

     

    短編形式で全6話。

    現在5話まで配信中。

    超クライマックス、からの最終話は

    今月末から来月にかけて配信開始予定!

     

    なんと!

    ……辛うじて6カ月連続配信達成である。

    6カ月である。半年である。

    わたくしも頑張ったが、いるか様、ありがとう!

     

    そして配信中の第5話だけでなく、

    未配信の最終話のページを

    HP『Novels てがわさく』

    にてopen!!!

     

    断じて反則ではない。

    これまた宣伝戦略である。

     

    岩井クンはどうなったか!

    ……その試し読みができます。

     

    まーったく岩井クンのコトをご存知なかった

    お方でも、このチャンスに

    試し読みを一気読み、どうぞ。

     

    パソコン版では縦書きで、

    スマホ版ではヨコ書きで

    お楽しみいただけます。

    (ヨコ書きが好きな方はパソコンでスマホ版をば)

     

    (画像クリックでHP岩井クンサイトへ)

     

     

     

    あの日、岩井クンたちがとった行動はナニを引き起こすか【小説】
    0

      はい、拙作『岩井クンの〜』の#5の話である。

      さんざんバラしているので、

      いまさらもったいつけるのはやめると──

       

      本作、地震にいかにそなえるか、という物語。

       

      ただのラブコメではないのである。

      (下記動画でも説明済み)

       

      で、#1から#4をかけて、

      フツーの工学部3年の岩井クンが

      いかに地震に備えるか、という話になっている。

      もっとも、当人はナニに備えさせられているのか

      わかっていない。

      フツー設定であるので、

      前もってわかっていたら、

      混乱するとの周囲登場人物たちの配慮である。

       

      それを、10日前、

      実際に北海道地震を体験して、

      「うむ、わたくしの描写にウソはなかった」

      と思いを強くしたのであった。

       

      嶋太郎にもいわせている。

      『君は半年後に世界が滅びますよ、といわれて

      冷静でいられるか? ──暴動が起きる』

      である。

      1週間後に震度7の地震が起こるとの

      SNSネタで人々の心は実際に

      千々に乱れたほどであった。

       

      その中で、作中にて2月問題が発生し

      (このあたりは本作をお読みくだされ)

      ガムシャラに岩井クンとキジは活動。

      なにしろ、岩井クンは

      『この人のために死ねるかどうかが恋人基準』

      という武士魂の持ち主という設定。

      流されやすいものの、

      腹をくくるとなんでもしちゃうのである。

      だからこその、#5ラストなのであるが。。

       

      ご安心あれ。

       

      そういう熱い人物に日々ふれていると

      周囲まで感化される。

      キジ、祥子センセ、嶋太郎、モモちゃん、

      シュワちゃんにレイチェル、

      それからそれから。

       

      岩井クンのまわりの人間が

      岩井クンを放ってはおかないのだ。

       

      本当に──。

      今の地震を控えた日本に、

      岩井クンのような人材が実在することを

      切に願うのだ。

       

      (画像クリックでHPへジャンプ)

      最終話、#6は今月末から来月頭に

      配信開始予定でございます。

       

      どうか、最後までおつき合いいただけたら。

       

      彼らの生き様をご覧ください。

       

       

      岩井クンの祥子センセ事件簿 #5試し読み【小説】
      0

        拙作、連続短編ミステリ

        『岩井クンの祥子センセ事件簿』

        (いるかネットブックス)

        #5大活躍だよ、キッチンカーと勇者よわいモノ説

         

        の試し読みでございます。

        どうぞ☆彡

         

        ■試し読み■


        #5 大活躍だよ、キッチンカーと勇者よわいモノ説


              1

         ああもうっ、とキジが声を荒げた。
        「タツキさん、時間ですっ」
        「あと一分、もう一分くださいっ」
         岩井クンはキッチンカーの中からさけび返す。
         ジャッと気持ちのいい音がフライパンから立ち、岩井クンは「ほっ」とかけ声をあげつつフライパンの柄を勢いよくふるった。チャーハンがふわりと宙を舞い、はらはらとフライパンへ着地する。
        「ああいいねえー。口の中がキュッってなっちゃうよー」
         屋台サイズのキッチンカー、その窓の外から岩井クンをのぞき込んで見ていた市長がほがらかな声を出す。周囲の強張った空気もこころなしか和んでいく。
         けれど──地震は続いていた。
         慣れたくはないけど、これがいわゆる地震慣れか。
         震度4ほどなら気にせずに作業を進められる。
         震度5強、ブロック塀が壊れ、固定していない家具が倒れるほどでも「揺れているから」はもう言い訳にはならない。
         もっとも、と岩井クンは胸で苦笑する。
         モモちゃんさんの指示で、キッチンカーの内部はすみずみまで地震対策がしてあった。棚はどこもかしこも固定やロックがしてあり、調理道具はIHクッキングヒーターだ。電源はキッチンカーの天井に設置されたソーラーパネルであった。火事の心配は無用である。
         岩井クンの胸の内を読んだようにワイヤレス・イヤホン型のヘッドセットから野太い声が聞こえた。
         モモちゃんであった。
        『太陽光発電だけじゃないのよ。風力発電もできるの。祥子センセの考案よ。もちろん特許をとってあるヤツ。事前対策はそれくらいしか力を入れられなかったから』
         だからって、と岩井クンは泣き笑いの顔になる。
        「『キッチンカーの手配をする』って一台かと思っていました。それがまさか、ほぼぜんぶの現場にあるなんて」
        『ついはりきっちゃったのよ。そもそも一台だけ置いてどうするの。この事態に対応できっこないでしょ』
         オネエ言葉で進めるモモちゃん。元自衛隊一等陸佐で祥子センセ専属のSPの壮年の男性である。端的にいえば彼はゲイである。
         さらにいえば……。
        『アタシの岩井クンの気持ちが無になるようなコトさせられないし』
         岩井クンは彼のお気に入りであった。
         その部分はさらりと聞き流して岩井クンはチャーハンをしあげる。そのまま調理器具の取り扱いを隣で見ていた市役所職員へ手早く告げた。
        「タツキさんっ」
         しびれを切らしたキジが岩井クンの腕を引いた。
        「タイムアウトです。藻茂先輩も茶々入れないでください」
        『木慈―。あんたはまたそうやって調子に乗ってー』
        『モモちゃんずるい。あたしだって岩井クンと話がしたいよっ』
         祥子センセの声も聞こえた。もう誰がなにをしゃべっているのかわからない。
         ふざけているのではないだろう。
         こうして会話をしながらも二人は今ごろ北海道の岩内町で目まぐるしく活動しているはずだ。軽い会話は現場と向い合う岩井クンを気遣ってか。……祥子センセは素だろうけど、と岩井クンは胸でつけ加える。
         塩野祥子特任准教授。
         若干二十五歳にしてエネルギー業界では知る人ぞ知る存在。
         美人で天才で天然の、二十四歳の岩井クンの指導教員であった。彼女に出会ったからこそ蓄電池に没頭することができ、今回の大災害にも現場で動き回ることができた。
         うん。そうだよ。
         巻き込まれたんじゃない。
         これはラッキーなことだったんだ。
         無理やり岩井クンは自分へいい聞かす。
         そうじゃなかったら、こういうときこそ蓄電池だろうっ、となにもできずにいる自分をののしりたくなっていた。
         キジに腕をつかまれたまま小走りでヘリへ向かい岩井クンは目視確認をする。
         コンパクトNa・S蓄電池の使い方は十人近い職員へ伝えられた。
         キッチンカーもちゃんと動いた。
         あとは──。
         あ、と顔をあげて「すみませんっ」とキジの手をふり払う。「またですかっ」と裏返ったキジの声を背中で聞きつつ、揺れ続ける地面を校庭の片隅までかけ抜ける。
         目指すは小学生。子どもだけで五、六人集まっている彼ら。
         どこの現場でも彼らはいて。
         だからこそ──。
         息を切らしてかけつけた岩井クンに子どもたちは不安げな顔を向けた。岩井クンは必死で笑顔を作る。彼らと目線を合わせ、その目に力を入れる。
        「君たちにお願いがあるんだ」
        「……お願い?」
        「君たちじゃなくちゃできないミッションだよ」
         へ? と子どもたちはそろって首をかしげ、岩井クンの話を聞いて。やがてそのどの瞳もいきいきと輝き出す。「うん」となんどもうなずく。「やろう。ぼくたちじゃなきゃできない」と頬をそめる。岩井クンもうなずき、だけど、と続けるのは忘れない。
        「無茶はしないで。無理しなきゃできないコトは続かない。できる?」
         キジが追いつき岩井クンを羽交い絞めにする。わかったー、と答える彼らの声をこれまた背中で聞きつつ、岩井クンはヘリへ連行された。
         ただのヘリではない。
         祥子センセにカスタマイズされた超高機能ヘリである。
         その内部をしみじみと見る前に安全ベルトを装着したのと同時に岩井クンはキジに目隠しをされる。
         ふわりと機体が動いて次の現場へ向かっているが、目隠しされているのでどんな状況か確認することはできない。ただ身を任せるだけの状況にももう慣れた。
         不安がっている時間もない。
         目隠しの裏側、そこにヘッドセットからのデータが表示される。
         東京の嶋太郎からの新たな指示やら情報だ。
         次の現場の避難状況、ヘリ着陸地点の詳細図、避難誘導の中心人物の性格やらなにやら。到着後、できるだけムダをはぶいたレクチャーをするための貴重な情報である。
         それだけだ。
         ほかの広域状況とか政府の方針とかの情報は一切ない。
         わかってる。
         目先のこと以上の情報を与えられたら、目隠しされている意味がない。これは嶋太郎さんの意地悪ではない。
         これまた無理やり自分へいい聞かす。
         だから──歯がゆいなんて思っちゃダメだ。
         時間が足りないとか、いってたら回り切れなくて。
         キジさんもなにも悪くなくて。
         しょうがなくて。
         それはわかってるんだけどっ。
         岩井クンは拳をにぎる。


              2

         

         四十八時間──。
         それが嶋太郎からいい渡された第一の期限だ。
         その次にヤバいとされる七十二時間。それでは今回はいろいろ遅い。体力気力がやられて平常時ではいられなくなる。
         ふつうの大学三年生であるはずの岩井クンだけでなく、日本中がである。
         いま日本で起きたのは──。

         

         

         

         

         

        (続きは本編で!)

         

        岩井クンに何が起きているのか!

        岩井クンは無事なのか!

        このあとどうなっちゃうのか!

         

        ……次巻、最終話!!

         

        #1で陸上自衛隊の大型車両運転技術を身につけ、

        #2で蓄電池のスキルと英会話スキルを取得し、

        #3で蓄電池スキルのパワーアップフローを手に入れ、

        #4でSPのキジと対面し、工学部3年の学生ではあるものの自分の立場を自覚し、2月問題への覚悟を決めて……

        からの本作#5、2月問題、真っ只中。

         

        1話読み切りの連作短編だけれども、

        すべては、つながっているのだ。

         

        そして最終話#6は、祥子センセの『事件簿』の本当の意味をおわかりになるはず。

         

        できることなら……せめて#4からお読みいただけると、話がより見えてまいります。

        おつき合いください!!

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

        (画像クリックでHPの配信先ページへジャンプ)

         

         

         

        『3th勝手に南しら祭り』本日最終日! ありがとう!【小説】
        0

          7月21日から開催してまいりました

          『3th勝手に南しら祭り』

          拙作の単行本・長編SFサスペンス小説

          『南極からのしらせ』

          (エネルギーフォーラム社)

          略して「南しら」。

          この刊行3周年を記念しての祭りは

          本日で終了でございます!

           

          TwitterやこのブログやFacebook、

          そしてwebsite『Novelsてがわさく』

          では特設サイトを開いて開催。

           

          普通の文芸書では味わえない

          南極サイエンスのネタをコーナーに

          のべ18テーマをご紹介してまいりました。

           

          あと、動画とか

           

          イラストとか試し読み増量とか。

           

          (画像クリックでHPへジャンプ)

           

          版元が通常の文芸誌ではなく

          エネルギー業界誌のエネルギーフォーラム社様

          だからこそ、

          刊行3年が経過しても取り上げていただけている。

          有り難い限りです。

           

          祭りは終了いたしますが、

          極地研の南極・北極科学館ミュージアムでの

          本作購入特典グッズ配布は継続します。

           

          また、極地研の広報誌の9月号に

          「南しら」を取り上げていただけるそうです。

           

          「南しら」はまだまだ続くのだ。

           

          今後とも「南しら」をよろしくお願いいたします!

           

           

          3th勝手に南しら祭り『南しらサイエンス』まとめ2【小説】
          0

            単行本・長編SFサスペンス小説

            『南極からのしらせ』

            (エネルギーフォーラム社)

             

            刊行3周年を記念して開催中の

            3th勝手に南しら祭り

             

            そこで今年やっているのが

            『南しらサイエンス』コーナー

             

            南しらで出てくるサイエンスネタのご紹介

             

            その2である。

            頑張って最終日まで更新するけれど、

            たぶんこれが最終まとめになるはず〜。

             

            まとめ1は8月19日のブログを参照☆彡

             

            ではさっそく

             

            ■地上の気温

            ■南極海

            ■磁気嵐

            ■傘状のフィルターで太陽光をさえぎるアイデア

            ■氷床

            ■二酸化炭素。これを回収する設備

             

            いくつ即答できるかな?

             

            (画像クリックで南しらサイトへジャンプ)

             

            さあて、残り3日!

            8月31日まで!

            9月1日は表示が消える!?

             

            今すぐチェックだ、ゴー。

             

             

             

            『3th勝手に南しら祭り』記念、冒頭試し読み〜【小説】
            0

              刊行3周年を記念して開催中の『3th勝手に南しら祭り』

              そこで、ここで久々に試し読みをご紹介!

              HPにはない、冒頭部分です。

              どうぞ!

               

              『南極からのしらせ(天川さく)』

              エネルギーフォーラム社

              単行本・長編SFサスペンス小説

              全国書店、Amazon、国立極地研の南極・北極科学館ミュージアムショップ ほかにて販売中

               

              *試し読み*

              第一章 そろそろメールしてもいいかなと思って

                    1

               雲ひとつない青空にポプラの綿毛がフワフワと舞っていた。綿毛は雪のように北拓大学の理学部脇へと降り積もっていく。
               北国の六月に梅雨はない。
               空気はからりと爽やかに乾いている。大学構内のハルニレやシラカンバの木々は青々とした葉を広げ、足元の芝生にはクローバーに混じって薄っすらとピンク色のヒナギクが花をつけていた。
               その中を白瀬湊は綿毛を舞い上げながら理学部棟五号館へ駆け込んだ。
               左手には受け取ったばかりのパスポートがあった。それはいい。
               問題は右手だ。
               右手に握り締めているモバイル。そこには受信したばかりのメールがあった。
               メールを読んで湊がどれほど驚愕したか。
               うれしくて居ても立っても居られなくなって、パスポートセンターからおよそ一キロの道のりを、思わず全力疾走して来たほどだった。
               そのせいで湊のベリーショートヘアーの生え際には汗が浮き、水色のリネンシャツの脇にも汗が滲んでいる。素足に履いたスニーカーの内側も汗で湿っていた。
               エレベーターの前で足踏みをして数秒待つ。我慢できずに隣の階段へ足を向ける。目指すは四階フロアの奥にあるラボだ。
               大学院理学研究院の水循環システム研究室。
               湊はそこの修士課程一年男子学生だ。
               大学四年からこの研究室に正式所属して二年目であった。
               四階の通路にはそこかしこに荷物が積み上げてある。南太平洋の水質調査航海が来月に迫っていた。その準備の荷物だ。目的のラボの前にもコンテナが山積みだ。これは測定依頼のサンプルが入ったコンテナだった。
               どちらも消防法違反である。安全委員会の巡視前に撤去しなくちゃな、と思いつつ湊は勢いよくラボの扉を開いた。
              「惇也さん、大変なんですっ」
               扉の先もコンテナが続いている。湊は身体を横にしてその間を通り抜け、「惇也さんってば」と博士課程二年の惇也の姿を探した。
               んー、と浮かない声がある。
               コンテナの先、両手を広げたほどの大きさのダークグレーの天板作業台に組み立てた真空ライン装置、その脇に惇也はいた。
               ボサボサ頭でジーンズにパーカー、それにヨレヨレの白衣を着た小柄な先輩だ。目の下には隈があり、顎には薄っすらと髭があった。
              「また徹夜ですか?」
              「まだ一日くらいだから大丈夫」
               それよりさー、と惇也は間延びした声を出した。マシン脇のモニターに映った解析グラフを指さす。
              「湊が揃えてくれた去年の冬航海の南極サンプルなんだけどさ。このN1214からN1227の海水サンプル、数値がおかしいんだよね。湊、心当たりある?」
              「液クロ測定ですよね。マシンの調子が悪いとか?」
              「ない。念のため、別条件で五回ずつ測定してみたから。それ以上はサンプルの量がギリギリになってきてできなかった」
               さすがだ。根気が違う。
               測定においてこの研究室で惇也の右に出る者はいない。会議がメインの教授はもちろん、准教授よりも助教よりもポスドクよりもはるかに高精度のデータを叩き出す。気合いだけでなくサンプルに対する愛情もケタ違いだ。
               すると、と湊は視線を泳がせた。
               惇也さんが示唆しているのは、俺か?
               湊には前科があった。
               先月届いた測定依頼の水サンプルだ。その測定順序を間違えて並べてしまったのだ。
               水サンプルそのものに名前は書けないのでバイアル瓶のラベルの記載だけが頼りだ。そのラベルが厄介だった。そのサンプル群を記載したのが複数人、しかも多国籍に渡っていたらしい。西暦と日付の順番がバラバラだったのだ。
               湊はこのとき初めて知った。国によって、日付と西暦の記載順番は逆であると。
               結果、めちゃくちゃな順番で測定をすることになり、途中で気づいた惇也が三日徹夜で測定をやり直してくれたのだ。
               だけど、と湊は顔を上げる。
               俺だって同じことを繰り返すほど馬鹿じゃない。
               今回は順番を間違えないよう気を配った。ちゃんと実験用ノートに不必要なほど詳細にラベル表示の記述もした。そのうえで実験用ノートとサンプルを声出し指さし確認をしながら並べたほどだ。
               湊は惇也に胸を張る。
              「順番にミスはありません。心配ならノートを持って来ますか?」
               いやいい、と言われるのを前提に口にしたものの、惇也はあっさり「うん、見せて」と左手を差し出した。信用がなかった。
               ガックリうなだれかけて、そうじゃなくて、と湊は我に返る。
              「大変なんですっ」
              「まったくだよ。冗談じゃないよ」
              「測定結果のことじゃなくて、ノートはすぐに持って来ますけど、それよりこれを見てくださいよ」
               湊は惇也へ強引にモバイルを差し出した。
              「メール? 見ていいの?」
               湊はうなずく。惇也は面倒臭そうにモバイルを受け取った。
               合コンで知り合った女の子から返信でも来たのか? それくらいの軽いノリで惇也はモバイルを見たのだろう。その目がみるみる強張っていく。
              「……何これ」
              「ミスター・エンペラーからです」
               ミスター・エンペラー、と惇也は繰り返す。湊も繰り返す。惇也は顎に手を当ててモバイルを凝視した。僕(ぼく)が推察するに、と惇也はゆっくりと口を開く。
              「この画像はコウテイペンギンだね。首元と胸元に黄色いライン、嘴にはオレンジ色のラインがある。で? 本文が?」
              「『そろそろメールしてもいいかなって思って』です」
              「……ペンギンが自分を撮影して、自分でメールを打って送信してきたと? どうやって」
               そ、それは、と湊は口ごもる。湊さー、と惇也は投げやりな口調になった。
              「どこかの研究室にケンカでも売った? 大学院の新歓コンパとか。そこでペンギンの悪口を言ったとかさあ。君さー、後先考えずに行動するとこあるからねー。駄目だよ。ペンギンを愛している人たちに冗談は通じないから」
               嫌だなあ、ほかに悪戯されていないかなあ、と惇也は立ち上がる。待ってください、と湊は惇也の白衣を掴んだ。
              「悪戯じゃありません」
              「どうして言い切れるの」
              「二通目が来たんです。動画と音声の添付ファイル付きで。悪戯じゃないって本人も言ってるし。あ、ペンギンだから『本人』は変か」
               惇也は目を瞬く。
              「まさか、本気で送信者がペンギンだって思ってる?」
              「合成動画と合成音声にしてはリアルすぎるし手が込みすぎてます。それになんていうかなあ。うん、本物だ、っていう気迫が伝わってくる。ワクワク感があるんですよ」
              「お前、大丈夫?」
              「とにかくロス棚氷です」
              「はい?」
              「南極です」
              「それは僕も知ってる。ニュージーランド側にある南極最大の棚氷だよね」
              「そこに来てほしいってミスター・エンペラーが言ってるんです」
               うん、そこがわかんない、と惇也は白衣のポケットに両手を突っ込んだ。
              「だからミスター・エンペラーって誰? ペンギンマニア?」
              「だから、この動画のコウテイペンギンですってば」
               惇也が黙る。湊は惇也からモバイルを奪うと、二通目のメールを画面に表示した。動画も再生する。
              「ね? ほら、本人もそう言ってる。やっぱり本物だ」
              「……お前、酔ってる?」
              「パスポートを受け取りに行くのに酔ってなんかいませんよ」
               ああ、その左手にあるのはパスポートか、と惇也は気だるそうに視線を動かした。それからおもむろに髪を掻くと惇也は「あー、もういいから、とりあえずノートを見せて」と湊に左手を差し出した。
              「早く測定を終わらせないと、来月の航海に支障が出るよ? そのパスポートだって無駄になるかもしれない」
              「俺は素面ですってば。そんで早くミスター・エンペラーのいる南極のロス棚氷に行かなくちゃいけないんですっ」
              「だからなんで」
              「さっきからモバイルを見せているでしょ」
              「見てるけどさ」
              「だったらわかるじゃないですか。ミスター・エンペラーがあんなに真剣にしゃべってるし」
              「……え?」
              「『話があるんだ。大事な話だよ。ロス棚氷に来てよ。待ってるねー』って。『大事な話』って言われたらそりゃあもう行くべきですよ」
              「しゃべってる?」
               惇也は再び湊のモバイルに視線を戻した。じっと耳を澄ませている。
               モバイルの画面ではコウテイペンギンがフリッパーを上下に動かして、しきりに嘴を動かしていた。惇也の眉間(みけん)にしわが寄る。
              「……確かに言語っぽいことをしゃべっているようにも聞こえる。鳴き声とするには不自然なほどだよね」
               でも、と惇也は首を振った。
              「僕にはこのコウテイペンギンが何を言っているのか理解できない」
              「そんな馬鹿な。こんなにはっきりしゃべっているのに?」
               湊はモバイル画面を自分に向けた。もう一度動画を再生する。俺だって、と湊は画面を見つめた。とっさには信じられず、ここに来るまでなんど再生を繰り返したことか。
               画面の中は薄暗い氷床だ。
               その上に一羽のコウテイペンギンが立っている。空は満天の星空だ。けれどコウテイペンギン、自己紹介によるとミスター・エンペラーの姿ははっきりと画面に映っていた。どんな高感度カメラだ。ミスター・エンペラーはフリッパーを上下に動かしつつ『やあやあ』と声を上げていた。
              『大事な話があるんだ。ロス棚氷に来てよ。待ってるねー』
               絶対に来てねー。そうミスター・エンペラーははっきりとした声で訴えていた。淀みない口調だ。聞き取れないはずは絶対にない。
               ミスター・エンペラーの頭上にやがて緑色のオーロラが輝きだす。薄いカーテン状のオーロラだ。六月の南極は真冬だ。そして一日中夜が続く極夜だ。悪戯の合成画像にしてはやりすぎだ。
               それに何より――。
               二通目のメールを見て湊は確信した。これは本物のミスター・エンペラーからのメッセージだ。ミスター・エンペラーは本気で俺を南極のロス棚氷で待っている。
               だって俺はミスター・エンペラーを『知っている』。
               この動画から流れるミスター・エンペラーの声は『本物』だ。
               だったら、なんとしてでも──行かねば。
               惇也が湊をじっと見ていた。ふむ、と顎に手を当ててもいる。
              「……ペンギンの言葉がわかり、ロス棚氷に誘われている? ……君はいったい何者だ?」
              「白瀬湊です」
              「……うん、知ってる」

               

              (続きは本編で)

               

              画像クリックでHP南しら特設サイトへジャンプ★

               

              3th勝手に南しら祭り、クライマックス!【小説】
              0

                おもにわたくしのHPで更新開催している

                『3th勝手に南しら祭り』

                拙作『南極からのしらせ』

                の刊行3周年記念祭り、

                それが今週の金曜いっぱいで終了であります!

                 

                コツコツとほぼなにかしらの更新中。

                 

                『もっと南しら!』コーナーもあります。

                 

                (画像クリックでHP南しらサイトへジャンプ)

                 

                コレは、『南しら』に出てくるエピソードを

                とりあつかった別の物語のご紹介。

                ボブが南極で酷い目にあった話とか

                マッドが南極でどんなに切ない目にあったかとか、

                エンペラーっぽいペンギンの

                世界を守りたいという熱い思いとか、

                それらのご紹介コーナーです。

                 

                あー……、どこにも書けないから、

                ちょっと長文になりますがココに書いちゃうと、

                 

                マッドは『スノーボール・キス』のあと、

                傷心のあまり、使いモノにならなくなり、

                っていうか実は

                メンタルがかーなーりヤバいので

                技術開発部の深部で集中治療を受けていて、

                その社会復帰として会長が「ワザ」と

                南極任務を押しつけた経緯があります。

                ちなみにマッドはカズが大の苦手なので、

                (デリカシーなくマッドの本心を言い当てるから)

                カフェに立ち寄ることは皆無です。

                 

                とまあ、こんな小ネタは

                ほとんどの方はなんのことやら、でしょうが。

                 

                さてさて。

                そして、ですね。

                 

                祭り最終日8月31日が終わったら、

                思い切りよく

                祭り内容は閲覧できなくなります!

                祭りですからね。

                メリハリが大事。

                 

                というわけで、

                『3th勝手に南しら祭り』

                よろしくお願いします☆

                 

                 

                岩井クンの#5が配信開始でございます【小説】
                0

                  クライマックス!

                  まさに、クライマックスの#5

                   

                  最速サイトにて配信開始でございます。

                   

                  hontoさん

                  シャープのデジタル書店さん

                  どこでも読書さん ほか

                   

                  Yahoo!とかAmazonは来週末あたりかな。

                   

                  と・に・か・く

                   

                  コレをかきたいために

                  コレをマイルドにするために

                  せっせと#1から#4を書いてきた。

                   

                  そしてココで終わるのはなんだから

                  #6まで書いた。

                   

                  そして毎月配信という荒業!

                   

                  ……この荒業もGWやお盆という

                  強敵に阻まれて

                  実に危ういけれども、かろうじて、

                  そうとも、かろうじて強行できているっぽい。

                  実に半年に渡る配信プラン、

                  それが本作

                  『岩井クンの祥子センセ事件簿』

                  である。

                   

                  「ただのミステリだろ〜?」

                  「おおげさな〜」

                   

                  ふふふ。

                  このわたくしが、

                  ただの現代版ミステリを書くとお思いか。

                  #5だけ読むとショックだろうから

                  せめて#4くらいからチェックしていただけたら。

                   

                  (画像クリックでHP岩井クン特設サイトへジャンプ)

                  岩井クンはいうまでもなく、

                  キジが大活躍の巻きである。

                  あらすじは、後日!

                   

                   

                  『音色』の物語──【小説】
                  0

                    拙作に主人公ではないけれど、

                    かなりの頻度でキーマンとして登場する人物がいる。

                    code neme 『音色ねいろ』 という。

                    世間へ一番早く登場したのは、

                    文庫本『終焉のソースヤキソバ』。

                    だがしかし、時系列的には中盤あたりの物語。

                    それを時系列にまとめたイラストがこちら。

                     

                    (画像クリックでHP小説サイトへジャンプ)

                     

                    Twitterでも書いたのですがね?

                    もうね。

                    描いているあいたずっと彼に訴えられていた。

                     

                    シャツのボタンは全部とめて、柄はチェックじゃなくて水玉。

                    髪は赤。

                    無意識にいろんな人を巻き込んじゃって、

                    でもそこから見える『色』の誘惑も強くて。

                    だから弱くはないけど憂いがあって。

                    めちゃモテて正義の塊の兄を持つ、弟。

                    それが──音色。

                     

                    音色がわりと冷静になって

                    自分が小学生から関わっていた事件とか

                    兄の事件とか

                    それらを振り返った集大成的なブツが

                    『みずいろの花びら』です。

                     

                    音に色がついて見える共感覚能力者、音色。

                    彼の生き様を、ごらんあれ。

                     

                     

                     

                    3th勝手に南しら祭り『南しらサイエンス』まとめ1【小説】
                    0

                      単行本・長編SFサスペンス小説

                      『南極からのしらせ』

                      (エネルギーフォーラム社)

                       

                      刊行3周年を記念して開催中の

                      3th勝手に南しら祭り

                       

                      そこで今年やっているのが

                      『南しらサイエンス』コーナー

                       

                      南しらで出てくるサイエンスネタのご紹介である。

                       

                      ペンギンと青年が南極でアレコレする

                      そういう物語であるのだが、

                      ファンタジー要素はご期待ほどではなく、

                      怒涛の如く用語が飛び交い

                      主人公の青年・湊は

                      「え、え、え」と戸惑い、

                      その度に先輩の惇也が教えてくれる

                      科学読本の色も濃い本作。

                       

                      読者も湊同様に

                      「え、え、え」

                      となっているであろうから、

                      そのおさらいである。

                       

                      教えてくれるのはもうひとりの主人公

                      ペンギンのミスター・エンペラー。

                       

                      ペンギンですら知っているので

                      人間はわかっていなくちゃイケナイのである。

                       

                      ■南極ロス棚氷の広さは?

                      ■南極にあるミスター・エンペラーが湊に見せた

                      淡水湖ってキレイなの?

                      ■メタンハイドレートとは?

                      ■太陽の活動周期って?

                      ■サンゴが白くなるって?

                      ■ヤンガードライアスとは?

                      ■オーロラジェット電流って?

                      ■南極って実際に湖あるの?

                      ■プレートテクトニクスって?

                      ■スマートグリッドって?

                      ■温室効果ガスって?

                       

                      8月17日までは以上である。

                      うむ。我ながら頑張って書いたな!

                       

                      祭りは31日まで。

                      それまでにまだいくつか加えます。

                       

                      答えはHP南しら特設サイト(下記画像をクリック)

                       

                      あなたは、いくつ知っていましたか?(・∀・)

                       

                      そして──

                      潔く31日すぎたら祭りは終了し

                      コーナーもさくっと消えるので、

                      消しちゃうので!

                       

                      そうとも。

                      いますぐチェックだ!!

                       

                       

                      CALENDAR
                      SMTWTFS
                            1
                      2345678
                      9101112131415
                      16171819202122
                      23242526272829
                      30      
                      << September 2018 >>
                      PR
                      ENTRY(latest 5)
                      ARCHIVES
                      CATEGORY
                      COMMENT
                      TRACKBACK
                      • 伊坂幸太郎氏『アイネクライネナハトムジーク』よんだ【本のツボ】
                        粋な提案 (09/23)
                      • 米澤穂信氏『折れた竜骨(上・下)』読了 【本のツボ】
                        粋な提案 (11/08)
                      PROFILE
                      天川さくブログランキング
                      MOBILE
                      qrcode
                      LINK
                      RECOMMEND
                      南極からのしらせ
                      南極からのしらせ (JUGEMレビュー »)
                      天川 さく
                      拙作・長編サスペンス小説。単行本です。エネルギーフォーラム社。◆ペンギンからメールが届いた。太陽の異常活発化のしらせだ。白瀬湊は地球を灼熱地獄から救えるか!?
                      RECOMMEND
                      岩井クンの祥子センセ事件簿 #5
                      岩井クンの祥子センセ事件簿 #5 (JUGEMレビュー »)
                      天川さく
                      岩井クンの第5巻

                      #5大活躍だよ、キッチンカーと勇者よわいモノ説

                      10月、祥子センセに出会った岩井クンは2月を迎え、そして──『2月問題』に直面する。彼の、彼らの奮闘をご覧あれ! 日本に住むすべての人に関わる物語です。

                      次巻、最終話!!
                      RECOMMEND
                      岩井クンの祥子センセ事件簿 #4
                      岩井クンの祥子センセ事件簿 #4 (JUGEMレビュー »)
                      天川さく
                      岩井クンの第4巻
                      #4キジのかきもちクレープ事件とつなひき大会の謎
                      岩井クンのSP・キジ登場! 実は#1からずっと岩井クンの背後で警護していた人物である。2月は目前。どっきどきの1月をご堪能ください。
                      RECOMMEND
                      岩井クンの祥子センセ事件簿 #3
                      岩井クンの祥子センセ事件簿 #3 (JUGEMレビュー »)
                      天川さく
                      岩井クンの第3巻
                      #3バームクーヘン問題と優花ちゃんのクリスマス事件
                      12月の物語である。新ヒロインに大学総長が参入し、岩井クンはさらにバタバタに。理系男子はキスごときで動じない。そこにすべき研究があるならば! よろしくお願いします。
                      RECOMMEND
                      岩井クンの祥子センセ事件簿 #2
                      岩井クンの祥子センセ事件簿 #2 (JUGEMレビュー »)
                      天川さく
                      #2鬼まんじゅうとシュワちゃんの探しモノ。拙作。岩井クンの2巻。祥子センセの研究室で蓄電池作りに励む岩井クン。そこに登場したのは壮年の外国人男性、シュワちゃん。シュワちゃんの目的とは?
                      RECOMMEND
                      岩井クンの祥子センセ事件簿 #1
                      岩井クンの祥子センセ事件簿 #1 (JUGEMレビュー »)
                      天川さく
                      連作・短編ミステリ。
                      超おばあちゃんコの岩井クンは超おじいちゃんコの祥子センセの研究室へ。祥子センセは25歳の美人で天才で……天然な人だった!
                      RECOMMEND
                      ヴィーナスダンス【電子書籍】[ 天川さく ]
                      ヴィーナスダンス【電子書籍】[ 天川さく ] (JUGEMレビュー »)
                      長編SFサスペンス。育児放棄にあった8歳の少女と正真正銘の40男の英雄が家族になろうとして、でも世界はそれを阻み──。家族と世界の物語。
                      RECOMMEND
                      それが、カミサマの付き人。【電子書籍】[ 天川さく ]
                      それが、カミサマの付き人。【電子書籍】[ 天川さく ] (JUGEMレビュー »)
                      お仕事系短編ミステリ。ハードボイルド風味。狙撃されたり報復をとめたりすすめたり、忙しい彼の生き様なのである。
                      RECOMMEND
                      オトメな彼のオイル事件
                      オトメな彼のオイル事件 (JUGEMレビュー »)
                      天川さく
                      恋バナ大好き、オトメな青年ツルギ。テロで両親兄弟皆殺しになったけど、こうして元気にやってます★ 『英雄になりすぎて部隊にいられなくなった』第2の男の奮闘記。
                      RECOMMEND
                      探査少年×ファイア【電子書籍】[ 天川さく ]
                      探査少年×ファイア【電子書籍】[ 天川さく ] (JUGEMレビュー »)
                      相手にキーワードを与えるスキルを持つ少年・クローバー。心を閉ざした彼が自分を許し前進する、切なく愛しい物語。長編サスペンス。
                      RECOMMEND
                      ダウジングガール
                      ダウジングガール (JUGEMレビュー »)
                      天川さく
                      猫系女子が大好きな上司のために任務に励み、それを犬系男子が邪魔をして? お仕事系長編サスペンス小説。拙作。
                      RECOMMEND
                      輪廻するペンギンたち
                      輪廻するペンギンたち (JUGEMレビュー »)
                      天川さく
                      拙作。南極にだけいるペンギン、コウテイペンギンの「ぼく」が主人公の短編SFファンタジー。ぼくの記憶は前のぼくから、そしてつぎのぼくへと受け継がれて。世界を救っているんだという、ぼくの奮闘物語。
                      RECOMMEND
                      ストームセル・メレンゲ
                      ストームセル・メレンゲ (JUGEMレビュー »)
                      天川さく
                      気流の劇的変化。対応できるのは気流が「見える」青年と記憶を搾取された少年。2人が世界を最悪の事態を回避しようと奮闘する物語。
                      RECOMMEND
                      カラフルな風
                      カラフルな風 (JUGEMレビュー »)
                      天川さく
                      拙作。長編サスペンス。デジタル小説。風に色がついて見える風香。ある日、風力発電所で爆発事故が発生。それを回避できるのは風香だけ!?
                      RECOMMEND
                      バイカル湖ロスト【電子書籍】[ 天川さく ]
                      バイカル湖ロスト【電子書籍】[ 天川さく ] (JUGEMレビュー »)
                      長編サスペンス。
                      唄うな!封印された唄姫に連続殺人事件。現場はバイカル湖。そのバイカル湖では藻が異常繁殖。しかも藻だけでなく?
                      RECOMMEND
                      ペンギン事変
                      ペンギン事変 (JUGEMレビュー »)
                      天川さく
                      長編ライトミステリー。カズが主任となったカフェに通うヒイラギは「ペンギン好き?」とカズにいきなり訊ねられる。直後、舞い込んだ事件はペンギン大量死事件。そして現場は意外な場所だった。ツグミが足をひっぱり、ボブが頭をはたく。それでもヒイラギは己を曲げない。頑固で神経質な上に目の前にある事象すべてを自分の手で救いたいと躍起になる男、ヒイラギ。「カズとヒイラギがタッグを組むと案件が複雑になるんだよ。ふざけんなよっ」。ボブの雄叫びが響く場所はどこだ!
                      RECOMMEND
                      天川さくの環境ガイド 〜地震・火山から暴走温室効果まで〜他人事じゃない、いま地球で起こっているコト
                      天川さくの環境ガイド 〜地震・火山から暴走温室効果まで〜他人事じゃない、いま地球で起こっているコト (JUGEMレビュー »)
                      天川さく
                      このところ天気がおかしいなと思ったことはありませんか? そんなぼんやりとした不安を少し減らします。天気だけではなく、地震や火山、放射線に海で起きていることまで、たっぷり幅広い環境ガイドブック。数式なし! 屁理屈もなし! 押しつけ意見もなし! 地球で起きているちょっとしたことを短い時間で知ってください。
                      RECOMMEND
                      みずいろの花びら RWM
                      みずいろの花びら RWM (JUGEMレビュー »)
                      天川さく
                      短編ミステリ。
                      兄が死んだのは本当に事故だったのか?他殺?それとも…自殺?共感覚者の音色が挑む、美しく切ない事件。粉雪・スノーを経て、ヤキソバから3年後のモノガタリ。
                      RECOMMEND
                      粉雪ダウンバースト・総集編 RWM
                      粉雪ダウンバースト・総集編 RWM (JUGEMレビュー »)
                      天川さく
                      長編サスペンス小説。親友・チカの失踪と同時に発生したクレーター・ダウンバースト事件。事件は複雑に絡みつき、さらに過激さを増し世界中に犯行予告声明が出された。──人類滅亡計画を実行する──。それはただの予告ではなかった。事件の真意は別にあり、16年に渡る計画が実行されようとしている。世界中を巻き込んだ事件の中心にいたのは、ひとりの青年だった。分冊版『粉雪ダウンバースト』を大幅修正加筆した総集編。
                      RECOMMEND
                      スノーボール・キス RWM
                      スノーボール・キス RWM (JUGEMレビュー »)
                      天川さく
                      『粉雪ダウンバースト』事件の続編である。

                      長編サスペンス恋愛小説。「70億死ぬか、1億死ぬかって話ですよ」。キスによる情報収集スキルを持つキリンがたどり着いた先は地球滅亡!
                      RECOMMEND
                      マッドサイエンティストの恋人
                      マッドサイエンティストの恋人 (JUGEMレビュー »)
                      天川さく
                      長編サスペンス。誰もが認めるマッドサイエンティストのフォックスは17歳からRWMの技術開発部の部長を務めている。そんなRWMに例によって任務が舞い込む。そのアイテムを超絶技巧で作成する中、恋人の碓氷に異変が。原因は17年前のあの事件!?フォックスの取った想像の斜め上をいく行動とは?
                      RECOMMEND
                      終焉のソースヤキソバ
                      終焉のソースヤキソバ (JUGEMレビュー »)
                      天川 さく
                      長編ライトミステリ。文庫本。
                      音に色がついて見える音色。研修先にやってきたのはヤキソバが名物の街で。先輩マッドに振り回されて音色は任務を遂行できるか。
                      無料ブログ作成サービス JUGEM

                      (C) 2018 ブログ JUGEM Some Rights Reserved.