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森見登美彦氏の『恋文の技術』よんだ【本のツボ】
森見登美彦氏の 『恋文の技術』 を読了。
書簡小説である。 最初から最後まで手紙である。 しかも、誤読でなければ、どうも全部主人公の手紙。 すごいーーーい。 正直、いままで書簡小説は苦手であった。 何が楽しくて手紙のやり取りをよまされねばならぬのか。 そう思っていた。 いやあ、森見氏はさすがです。 要約できない、実のない文章。 それが延々と書いてある。 それがめちゃくちゃ面白い。 読んでいる最中で自分の原稿を書くと、 自分の原稿までもがどうでもいい言葉の羅列に! こわっ! 森見氏、こわっ!! 年度末にまさかの星5つの作品に出会えるとは。 すべての本との出会いはご縁なのだ。 奇跡といってもいいだろう。 奇跡万歳。 |
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