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気分転換という名の現実逃避【小説】
しつこく書いておりますが、
レモンパイをモチーフにした短編を書いている。 SFラブコメなんだけど、 なんとかしてミステリーにしようと調整中。 そっちの方が書いていても読んでいても きっとわくわくするでしょうから。 問題は 「どうやって」 だ。 まあ、それはおいおい、「謎」 を詰めていくとして。 「……こりゃ、大変な作業だ」 とふと思っちゃって、 「ちょっと気分転換★」 と表紙イラスト作業に逃げた。 最初はオヤジを描き上げた。 が、ヤツは主人公ではない。 さすがにヤツをど真ん中にドーンの表紙は、 「誰が買うんだよ」 ということになるので、 メインキャラを揃えた画にしようとね。 で、とりあえず人物だけをせっせと描いた。 こちらである。 これを縦表示にして背景つけてタイトルつけて……、 と完成にはまだまだ長い道のり。 でもなんかキャラ画像があるとやる気が出るんだ。 ちなみに、こいつらの年齢、 左から自称35歳、26歳、23歳なのだ。 *** わかっている。 確かにこれは使う画像ではあるが、 こんなことをしている時間(ざっと5時間) があるなら、書くべきであると! ミステリにしたいなら、設定をつめろよと! 右端のヤツのデニム感を出すために苦労している間、 ずっと自分を罵っていたよ。 まあ、ここまで描いちゃったら、 あとは執筆するしかない、 と自分を追い詰めた体なのである。 さあ、書くぞ! |
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バナナジュースがお好きでしょ?【ごはん】
バナナジュース、大好きです。
毎日ではないが、ふとした瞬間にのみたくなる。 「どこかにバナナジュースが飲めるところがないかー」 「デパ地下とかはるはずだー」 「キウイミックスはあったぞ」 「でもピュアなバナナジュースがないー。くそー」 という状況によく陥り歯ぎしりしていた。 *** さて、たまたま冷蔵庫にバナナが2本残っていた。 「……バナナジュースを作るか」 「ミキサーもあるしね」 「ラボのマシンを立ち上げると思えば楽な作業だ」 ということで、バナナの皮をむきむきとな。 ミキサー容器に2センチに折ったバナナ1本分、 牛乳150CC程度、 思い切って上白糖小さじ山盛り2杯 (大さじ2杯ともいう)、 で蓋をして、ういーんとローターを回した。 できた。 のんだ。 「……うんまい!」 なんということでしょう。 コンビニで見つけたバナナジュースに 「ちょっと違うな。香辛料がいらないな」 デパ地下のバナナジュースに 「ちょっと違うな。薄いんだな」 いろいろ難癖つけてきたが、 求めるものはここにあったのだ! 自分で作るべきだったのだ! ミキサー容器を洗うのが面倒などと ほざく場合じゃなかった! *** 至福の時間。 それは、ほんの少しの手間をおしまない、 そういう気持ちのゆとりで生まれるらしいですヨ。 |
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塩ヒヨコの愛らしさについて【ごはん】
大分、というかトランジェットの東京土産に、
「塩ヒヨコ」 をいただいた。 あのヒヨコの形を模した和菓子、 口から食べるか尻から食べるか悩む、あの菓子の、 塩餡バージョンである。 これである。 5個入りだった。 が、油断していたらラスト1になっていた! まったく……油断のならない世界だ。 通常、ヒヨコというと黄身餡だ。 それが小豆餡プラスほんのり塩味。 「美味!!!」 でござった。うまうまでござった。 そもそもわたくしヒヨコに目がなくて、 ヒヨコをいただけば5個を一度に食べられるほどだ。 「ハッピータイム!」 と叫びつつ、まず、嘴部分にキスをして、 ひと思いに頭部をがぶりといただいた。 やっぱりね。苦しみは一度で終わらせないとね。 (ヒヨコは苦しまないぞ) *** わたくしの記憶が正しければ、 かつてどこにでも売っていたヒヨコも今では、 羽田空港ですらヒヨコは限定された売り場にしかないはず。 あの、なんともいえないパサパサ感が、 万人に旨い、とは言い難いが、 ノスタルジーな気持ちを掻きたててくれるので、 いついつまでも健在であってほしい、 そんな菓子のひとつだ。 フォーエバー、ヒヨコ! |
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宇宙から見た夜のブラジル【宇宙コラム】
サッカーが熱いですね。
正直、サッカーには興味がないのですが、 宇宙から見たブラジル上空の画像を見つけました。 これだ。 (ナショジオサイトより) 光っているところがブラジルです。 その上にうっすらと緑色のラインが見えますよね。 大気が反射して光っている。美しい。 地上でどんな熱戦が繰り広げられていようとも、 当然のことながら地球はわれ関せずで自転していて、 それがなんとも頼もしい。 「ワールドサッカーなんてやってる場合じゃねえだろ」 と暴動が起きていたブラジル。 試合が始まってから、その報道が聞こえなくなった。 報道規制が引かれているのか、 まさかおさまったわけではないでしょうが。 世界人口70億ちょい。 増えすぎた人間はどこにいくのか。 最近、感染によって北海道あたりが全滅する話を、 「読み」 ました。どうでしょうねえ。 その感染力をもってしても、 リアルに人類を絶滅させるのは骨でしょう。 アニメのエウレカセブンに絶望病とかあったけれど、 本当に人類を破滅に陥れるのは、 そういったメンタル的な症状かもしれませんね。 物理的ではなく、四次元的な方角からやって来る災害。 ふふ。 もう、始まっているかもしれませんよ。 (だからどうして、人類滅亡の話になっちゃうんだ!) |
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『カフェ・ド・カズ』 ありがとうございます【小説】
電子出版社いるかネットブックスから出版して、
電子書店パピレスなどで順次配信中の、 拙作、連作ミステリー 『カフェ・ド・カズ』。 全5巻で、現在3巻まで配信中。 こちら、ミステリ部門で、 2巻と3巻がランキング10以内に入りました。 新刊の3巻はさておき、 2巻は2か月も前に配信された作品。 ありがたいの一言につきます。 ありがとうございます! わたくしのヘタなイラストが功を奏したのか、 ミステリというジャンルがよかったのか。 嬉しい限りなのだ。 なんどもお知らせしているとおり、 すでに全部を入稿済! 完結しております。 あとは配信を待つのみ、で 現在は新作短編を執筆中という進捗状況。 わたくしなりに、 「コミック 『ガラスの仮面』 レベルで次巻にひっぱれ!」 とやったつもりですが、どうでしょう〜。 *** 連作ミステリー 『カフェ・ド・カズ』(全5巻) あらすじ カフェにまつわるハートウォーミングな物語……、 ではない! 就活真っ最中の唯が訪れたカフェにいたのは、 16年前に他界したはずのカズさん! しかも容姿は16年前と同じく28歳のままで。 他人の空似? 断言するには、カズはすべてが唯の知っているカズで。 戸惑う唯に、いつしか謎がまとわりつく。 唯の持つ能力とは? そして、それが開花してしまったとき、 唯は、至っては世界は……どうなるのか。 「……お前はいつもオヤジばっかだな」 「だってっ」 「カズさん、カズさん、カズさんだ」 「だってっ」 「オヤジを言い訳に使うなよ。お前が救うべきは……」 ◆各巻読了目安 20分 ◆各巻税抜き価格 200円 どうぞ、ご贔屓に〜☆彡 |
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レモンパイのはなし【つれづれ】
現在、レモンパイにまつわる短編を執筆中。
「レモンパイと謳うからには」 「おうとも。レモンパイを食べねばのう」 そうつぶやいて徘徊していたところ、 受験生のパティシエが、 「作る時間がないから、買ってきてあげる」 とありがたいお言葉を! 「お金ちょうだい」 とちゃっかりと続く言葉はさておき、 わくわくしながら待っていたところ、 わたくしに伝えられたのは切ない言葉であった。 「レモンパイもレモンタルトも売ってないよ」 ……そうだよ。まったくだよ。 作中だって季節は夏だ! 真夏にならねばレモンは旬ではない。ゆえに〜。 レモンパイを販売しないという道理だ。 くそう。なんてこった。 思えば、『水ようかんの構成元素』 (長編SF) を書いていた2年前、 (そうだ、あれも夏であった) 水ようかんを買い求めてデパートからコンビニまで うろうろとしまくったのであった。 おかげで誇張なく50個は食べた。 誕生日祝いにも水ようかん10個とかもらったし。 一生分食べ切った感である。 さても、食べられないと食べたくなるのが人情。 そして、モチーフにしたくせに、 いままで食べた記憶がない! というレモンパイ。 いや、食べたかもしれないが、 ココロに残らなかったというか。 マズイ事態だ。レモンパイの味を表現できないぞ。 (じゃあなんでレモンパイをモチーフにしたんだ、自分!) ……かくして、目をぎらぎらとさせ、 「どこかにレモンパイはねえがー。どこだー」 とうろつく羽目になったのであった。 最悪、自分で作ればいいのだ。 その暁には、こちらでご紹介いたしましょう〜☆ |
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アイロンどうでしょう【つれづれ】
アイロンがけ……好きですか?
わたくしは、果てしなく面倒臭い行為だと認識している。 が、しかし。 もちろん世の中には、 あろうことか! ストレス解消などにアイロンをかける輩もいる。 村上春樹氏もそうであろう。 エッセイでも小説でも、 主人公は実によくアイロンをかける。 気持ちよさそうに、または気分を変えるために。 そういうのを読んでいる最中は 「アイロンかけも悪くないな。むしろいいな!」 とアイロン台を引っ張り出したりする。 感化されやすいのである。 ネタにも使える。 Yシャツなどのアイロンをかけていて、 「この長袖にあの人の手を通すのね」 とかなんとか妄想……いや恋心を働かせつつかけるのだ。 かけている人物は女のみならず男でも可。 NLからBL、GLまで幅広く活用できる。 まあ、高校生が相手の男子のために 制服のアイロンかけをするシーンは、 相当特殊な状況なので、まあねえ。ないな。 *** なあんて、ネタでも引っ張り出さないと やっていられないのがアイロンがけなのだ。 面倒だなあ、と数週間分を溜めこんでいたので、 かけ終わるのに1時間もかかっちゃった。 気分転換どころか、ストレス解消どころか、 ストレス満載になれました★ さあ! あなたも、ネタのために、 アイロンをかけてみよう! |
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朝井まかて氏『すかたん』読んだ【本のツボ】
朝井まかて氏の 『すかたん』 を読了。
朝井氏は先日、別の作品で直木賞を受賞された。 帯にそれが書いてあったものの、 たいして気に留めることなく読み始めた。 大阪が舞台で、その風習やらしきたりやらに奮闘する、 江戸出身の勝気な若き未亡人の話である。 個性的な文体だ。 朝井氏の作品は初めてで、 「……これは……読みにくいな……」 と最初の4分の1は顔をしかめていた。 これ以上続くようなら、ギブだな、というところで、 不意に読みやすくなる。 慣れたのか、文体がスムーズになったか、 もう一度読めばわかるかもしれない。 *** さても帯である。 『恋と仕事の王道時代小説』 とある。 王道時代小説? 王道じゃない時代小説とはどんななのだ。 市井のひとの話が書いてあるのが王道なのか? さっぱり意味不明だ。 *** ともかく大阪が舞台の本作。 江戸市中の話が多い時代物にあって新鮮であった。 大阪出身とある朝井氏だからこそできたのだろう。 ラストのもっていきかたも見事だ。 「とうぜん、こうなるだろうな」 と大半の読者が思っていて、 「こうならなかったらイヤだな。腹立つな」 というほどのラストなのだが。 それがまた、わざとらしくなくて、さらりとしていて、 それでいてウイットが効いている。 満足☆ やっぱり、ラストは大事なのだ。 どんなに中盤がよくても、ラストがわざとらしいと、 しらけてしまいますからねえ。 ……主人公の彼女が個人的に、 どうしても最後まで好きになれなかったけれども、 楽しく読ませていただきました♪ |
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ようやく執筆に取り掛かれて、これ以上ないほどの幸せな件【小説】
ねちねちねちねちと設定を詰めていて、
この設定というのが新作の土台というべき設定で、 まあ手抜きが許されない部分なんですよ。 「いままでなんとなく書いちゃって来たけど」 「それこそ何百枚と書いちゃったよね」 「おそろしいよね」 「でもやっぱり設定はないよりあるほうがいいし」 という経緯の元、3万文字ほどの新作を書くべく、 準備を進めていた。 これが……遅々として進まず(-_-;) ひと月以上かかっちゃいましたよ。 *** だらだらやっているとどんどん書けなくなる性分。 「……やばいな。早く書き出しはじめないと」 「書けなくて身悶えることになるぞ」 「おお……」 ではせめて! メインキャラのひとりを 表紙イラストで使うヤツを描いて、 気を紛らせたらどうか。 などという逃避行動をおもいつき、 描いたのがこれだ。。 マッドである。自称35歳のイカれた男だ。 もちろん、ヤツをバーンと表紙にはしない。 ヒロインも乗っけるけど、まずはマッドで。 *** そこで勢いを得たわたくしは、 その日のうちにプロットの詰め作業を終えて、 なんと! ……執筆にはいることができたのだ! すごいぞ! マッド! ありがとう! マッド! いま執筆用パソコンの前には印刷したヤツの紙が。 「今日もやるぜ!」 と声をかけて書いているのであった。 がんばるぞ! |
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ニョッキ参上!【ごはん】
猛烈にニョッキが食べたくなった。
あの、ジャガイモを潰して丸めた食べ物である。 イタリア料理でおなじみで、 もちもちしているのに、後味さらりと軽い食感。 思い立ったら止まらなくなって、 作った。 これだ! 右手の皿がニョッキ。 ニョッキだけだと淋しいカナと思って、 チキンカツトマトソースも作った☆ 気合いの問題上、ニョッキひとつがでかくなったのは愛嬌で。 おいしー♪ しあわせー♪ で、つくっていておもったのが、 「ニョッキって、ホッカイドウ名物・イモモチとどう違うんだ?」 「材料は同じ小麦粉」 「薄力粉じゃなくて、強力粉をつかうのが相違点か?」 イモモチはマッシュした熱いイモに小麦粉を加えて、 練って練って練って練りまくって、グルテンを作る、 北海道の郷土料理だ。 こちらも大好きなひとしなだ。 つまりは、ジャガいもグルテンのモチモチ感が好き。 あっさりとしたモチモチ物質、 どうしてこんなに口に楽しいのだろう。 ただし、どちらもやや手間であるので、 気持ちに余裕のあるときに作りたいしなです☆ |