ブログパーツUL5
  • 2021.09.18 Saturday
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    りんごのクランブル旨し【ごはん】
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      週末にパティシエが
      りんごのクランブルを作ってくれた。
      しっとりと煮たリンゴの上に、
      イメージとしてはメロンパンの皮の部分、
      あのほろほろとしたものが乗っている
      そういうスイーツである。
      こちらだ!
      りんごのくらんぶる
      大皿にどばーんと作ってくれて、
      「さあ、食べたまへ」
      とスプーンを渡された。
      どれだけとってもいいルールらしい。
      はちゃああああ、と奪い合ったのは
      言うまでもない。
      このリンゴがほどよい酸味、
      そしてジューシーでシナモンが利いている。
      「うみゃい!!」
      叫んだよ。
      そしてクランブル。
      わたくし、クランブルに目がない。
      アツアツのはふはふを
      「うみゃい、うみゃい」 と繰り返しつついただいたのだ。
      ああ幸せだ〜。

      ところで話は変わって拙作である。
      『粉雪ダウンバースト』 という作品がありましてね。
      これ、分冊にして全5巻にしたのは
      以前からずっと言っているのですが。
      うっかり試し読み指定やら何やらをしなかったので、
      そして分冊にしたから1巻が濃縮タイプになったと、
      自覚があったせいだろうか〜、
      真ん中をはしょって読んでいただく傾向にある。
      このストーリー、
      結構、本シリーズでは中核を担う部分なので、
      できれば全部通してお読みいただきたい。
      そのためにはどうするか。
      ……書き直して1冊完結にするか。
      ただ1冊にしたら、
      全巻買っていただいた方に不公平な気が。
      なら、オプションつけちゃう?
      どうする〜、と
      まあ、半年以上ずっと悶々としていて、
      さらにこの週末に
      1巻読んで最終巻の傾向が強まっているようで、
      危機感を抱いているのだ。
      「じゃあ、ぐだぐだ抜かさず」
      「さっさと書きゃいいだろうが」
      という話になるのだが。
      ……いいのかな。アリなのかな。
      そもそも、それを言い出したら、
      ほかの発表済みの作品もやりたくなるし。
      これはアレか?
      キャラに思い入れを入れ過ぎているから
      こんなに悩むのか?
      もっとタンパクになるべきじゃないか、自分!
      そして先に進む(別作品を書く)べきじゃないか、自分!
      とさらに悶々としているのです。
      どうしよう〜(;´Д`)
      とはいったものの、
      アドバイスを募るほど
      読んでいただいてもいないようだし。
      ああ、決断できない自分が悔しいぜ。。
       
      お外仕事復活の件【つれづれ】
      0
        お外仕事を始めた、とはすでにご報告をしましたね。
        始めたというか復活したというか。
        6カ月ぶりの、ほぼ同じ職場。
        ゆえに食堂なんかで、昔の同僚に会って、
        いきなり「おお!」と叫ばれ、
        ハグされる(同性)なんて、
        日本か!? という光景をよく行っている。

        拙作の『南極からのしらせ』(単行本)
        プロフィール欄にしっかり載せちゃったので、
        まあ、もう伏せることもないでしょう。
        ええ、北大。北海道大学ですね。

        その北キャンパス。
        北大はサッポロ駅の北側にででーんとある、
        国立大学にしては珍しく、
        街中にすべてのキャンパス(水産学部とか除く)
        があるという馬鹿デカイ敷地の大学じゃ。
        地下鉄の駅、3〜4駅分ある。
        構内は循環バス(職員限定・無料)が走っている。
        そういう場所で、生協に買い物☆ と
        ひと口に言っても
        軽く往復1時間はかかるのだ。
        とくに北キャンはコンビニ行くのも徒歩だと20分。
        途中、実験農場とかを突っ切らねばならないからだ。
        まあ、佐々木倫子氏のコミック、
        『動物のお医者さん』 を思い浮かべて
        くだされば間違いない。
        ただし、当時なかった建物がより北側に
        わんさかあるのだった。

        で、そこに通い始めて2週間。
        ひさびさの通勤にひいひい言っていたら、
        (サッポロ市内なのに片道1時間かかる)
        追い打ちをかけるように雪道になった!
        雪道……それはオフモードシーズンということ。
        まず、地上交通網の麻痺は普通。
        自転車は封鎖。
        徒歩が主体となるも、この道が!
        普通の歩き方では転ぶ。
        そのコツを戻すのに、誰もが
        しばらく筋肉痛になるのである。
        というわけで筋肉痛なのだ。
        いたいよう。疲れたよう。
        その心を癒すのはやはり原稿。
        原稿は最強だよ(´ω`*)
         
        倉阪鬼一郎氏『倖せの一膳 小料理のどか屋人情帖2』よんだ【本のツボ】
        0
          評価:
          倉阪 鬼一郎
          二見書房
          ¥ 700
          (2011-03-25)
          コメント:小料理のどか屋人情帖シリーズの2巻目。短編集です。捕物ではなく、料理人の日常におきる物語。日々の暮らしの中にこそ、ほっこりと幸せがあるのだと感じる、安定の1冊だ。

          倉阪鬼一郎氏の
          『倖せの一膳 小料理のどか屋人情帖2』
          を読了〜。
          気忙しい通勤地下鉄の中で大活躍。
          この本の内容ですら頭に入って来なかったら、
          自分のメンタルがヤバいと目安になる
          ありがたい1冊だ。
          ものすごい事件、ものすごい感動、
          それはここにはない。
          ちょいとほっこりした気持ちになりたい、
          そういう方やそういうメンタルのときにオススメ。
          短編集なので、
          「この辺りまで読めたから、何分経過したな」
          とわかるのもよろしい。

          個人的にはやはり第3話の
          『一杯の桜湯』
          がよかったなあ。
          よかったような、やりきれないような、
          親分、どうして捕まえた! とか思ったり。
          そのバックグラウンドが
          一切語られないのが潔いと思うところも、
          このシリーズのいいトコ、だと思う。
          悪人にも事情があったんだぜ、
          という分厚さがこの場合はむしろ邪魔になるから。
          背景が分厚ければいいというものではないと、
          最近、少々設定に押されて執筆に手間取っている、
          わたくしは痛感したのでした☆
           
          隅田川の川下り【つれづれ】
          0
            先週の連休に身内のイベントがあり、
            札幌から東京に行って来ました。
            しかもめちゃ詰まったスケジュールで。。
            スカイツリーに登って
            浅草を抜けて、
            隅田川クルーズに参加して……うんぬん、
            とのベタ東京ツアー。
            しかも別に参加者、関東不案内なわけじゃなく、
            在住やら在住経験があったりと、
            結構よく知っているメンツばかりだったのに。
            「でもむしろ、あえて体験しようと思わないから」
            「うん、新鮮だね☆」
            と思うことにした。
            さんざん歩いた果てにお台場から電車にのるという
            それはそれはベタさであった。
            そのひとコマがこちら!
            すみだがわのくるーず
            船の中から。水面がすぐそこ!
            しかもアナウンスは車掌さん。
            銀河鉄道999の車掌さん! 
            だけじゃなくて、哲朗もメーテルも喋ってた。
            船内は予想以上にお洒落空間が広がっていて、
            疲労困憊のわたくしはカフェで
            カフェオレを注文してぬくぬくしていたのだ。
            水面側のシートはマダムたちが占領していたので、中央シート。
            そこにちょこんと座ると眼前にデカイモニターがあって、
            なぜか、ドイツのクリスマス市の映像が。
            自然とそちらをぼんやりしていたりして。
            「ああ……クリスマスツリーを飾らねば」
            と思いつつ、メーテルの声を聞いておりました。
            水面シートではやたらハイテンションのマダム群が。
            どうやら関西からの一行らしく、
            ひたすら元気だなあ〜、と思って見ていた。
            後半、屋上デッキが解放されたけれど、
            残念ながら動く気力がわかずに、
            きゃあきゃあとデッキへ向かったマダムたちが
            空けてくれた水面シートにちゃっかり座って
            撮影したのが上の写真なのである。
            それでも充分堪能できましたよ。
            国技館とかお台場とか川から見たのだ。
            一度乗れば充分だけどね☆

             
            窓を開けたら雪国でした【つれづれ】
            0
              さえざえとした夜を越え、
              「ああいい月だなあ……」
              などと思いながら、晩秋の夜、
              ぬくぬく布団を被って眠りに落ちた。
              翌日、カーテンを開けて叫んだ。
              「なんじゃこりゃ〜〜〜」
              辺り一面銀世界、雪が降っているどころか、
              積もっていた。
              もっとも、ここはサッポロ、北の街。
              雪なぞ珍しくはないけれどだ。
              さすがに、昨日は積もる気配すら見せず、
              月を堪能して、夜道を疲労で
              ふらふらとした足取りで辿った
              にもかかわらずのこのいきなりの雪道。
              それに度胆を抜かれたわけですよ。
              どんなか? こんなだ。
              はつゆき
              うむ。トリミングしないでUPしたので
              やたら長ぼそいですが、
              最近始めたお外仕事職場からの
              午後1時の画像です。
              右奥が、コミックの
              『動物のお医者さん』で有名になった
              トコですね〜。当時は、わが職場も
              ただの農場だったが、
              今は立派な建物になっておるというわけじゃて。
              でも眼前の広場でもときどき
              キタキツネを見るんだ。
              メールでエキノコックスに注意とか回ってくる。
              それはさておき、こんな雪。
              しかもこれは小康状態で、
              一時は 「マジか……」 と言う吹雪であった。
              これだから雪国は侮れない。
              大好きだ★
              この、油断すると本気で死にかける
              ヒリヒリした感覚が好きです☆彡
               
              倉阪鬼一郎氏『人生の一椀 小料理のどか屋人情帖1』読了〜【本のツボ】
              0
                評価:
                倉阪 鬼一郎
                二見書房
                ¥ 700
                (2010-11-26)
                コメント:気持ちがほっこりする短編集。料理人のありかた、日々の過ごし方、ちょっとした出来事が愛しくなる1冊。

                倉阪鬼一郎氏の
                『人生の一椀 小料理のどか屋人情帖1』を読了。
                倉阪鬼一郎氏は初めて拝読させていただいた。
                タイトル通り時代小説。
                調べればわかるだろうが、
                おそらく二見時代小説文庫シリーズのひとつで、
                書下ろしされたものらしいです。
                捕物ナシのワケアリ料理人モノです。
                日常系ミステリとでもいうのか。
                短編集。
                すごく気楽に読むことができる。
                疲れているときに
                気持ちをほぐすのに持って来いの1冊。
                頭を使わず、ぼーっと読んでいても面白い。
                疲れたときに活字が欲しい、
                そういうシーンに重宝する作品群ですな。

                言葉を返せば、重厚でシリアスなブツを
                求めているヒトには向いていない。
                その世界にぐぐぐいっと入り込んで、
                抜け出ることがままならない、
                そこまで求めているヒトにも向いていない。

                そうだな。
                ……忙しいビジネスマンが気分転換に
                読むのに最適だ。
                人間関係に疲れた20代OLさんが
                刺激を求めてTL小説を読むようなもんですな。

                こういう作品のニーズがどこにあるか、
                わかんなかったけれど、
                ようやくわかるようになったよ!
                こういうライト時代小説、
                今の時代にぴったりなのだ。
                いままで邪険にしてゴメンナサイ。


                 
                11月の仕入本【本のツボ】
                0
                  在庫本が少々心もとなくなって来たので、
                  本を仕入れてまいりました。
                  文庫本です。
                  時間ができたときに、
                  故・宇江佐真理氏の蔵書チェックをして、
                  多分まだ買っていない単行本を
                  買う予定であるのです。
                  そのためには、蔵書を収める場所を作らねば。
                  そこから! 
                  うーん。だから、それは後回しにした。
                  で、本日購入してきたのはこちら!
                  11月のしいれほん
                  『ヤッさん』の2巻が出ているのは聞いていたが、
                  なかなか買えなかったので。
                  それから朝井まかて氏の新刊。
                  ……朝井氏、もう江戸モノは書かないのかな……。
                  そして、今1巻目を読んでいて、
                  「あー、ぼーっとした頭で読んでいても、
                  気楽に内容が入って来る。すごいぞ」
                  と、こういうニーズもあるのかと、
                  重厚ではない(失礼)時代小説の
                  小料理のどか屋シリーズの2巻と3巻。
                  これ十何巻まであるから、
                  しばらくは安心なのだった。

                  これまたひさびさの外仕事で通勤に疲れた
                  (仕事は全然大変じゃない)
                  わたくしは、心まで疲れちゃって、
                  ぼんやり本屋を歩いていて、思った。
                  「……ミステリと時代小説しか、ない」
                  もちろんざっくりカウントである。
                  だがその2分野か、あとはビジネス書しかない、
                  そんな印象を得た。
                  超大型書店で。
                  ミステリと時代小説が流行っているのは
                  うん十年前から。
                  だから、SFチックなのも、ファンタジーチックなのも、
                  ぜんぶミステリと銘打てば、
                  ある程度売れる。
                  それに、何を隠そうわたくしも便乗しているわけだが。
                  「……これで、いいのか? いいわけないな」
                  なんか、深い穴にハマった気がした。
                  これからどうするか、と考えざるを得ないような、
                  そんな穴である。
                  そもそも起承転結のある話で、
                  ミステリ要素がない話などないわけで、
                  それをミステリと敢えて叫ぶのはどうなのじゃ。
                  そうしないと売れないのはどうなのじゃ。
                  というか、もっとわかり易い分類はないのか。
                  そう、濁った頭で思ったのであった。
                  もっと理論的に説明できるように鳴ったら、
                  お知らせしますね。
                  よかったら、覚えていてください。
                   
                  お弁当箱のふしぎ★【つれづれ】
                  0
                    外勤を始めた。Wワークというやつである。
                    一日目にしてすでに体力に限界を
                    感じているものの、
                    まあ、今日もいってきますよ。
                    それはさておき、弁当である。
                    正午を挟む勤務なので弁当持参。
                    この日のために弁当箱を購入した。
                    サッポロ駅周辺の雑貨屋をほぼ隈なく巡り、
                    ようやく出会えた感動のひとつ、であった。
                    タワー型とでもいうのか。
                    ご飯の層、おかずの層×2と
                    三段重ねのブツである。
                    直径が10センチほどの円柱形なので、
                    ボトムが不安定な鞄に入れても
                    ほーら、中身が偏らない!
                    という優れものになるはずだった。
                    浮かれて専用のきんちゃく袋、
                    裏布つきまで手作りしたくらいだ。

                    で、昨日さっそく使ってみた。
                    ……あれ? なんか……味気ない?
                    そう、味気ないのだ。
                    お弁当を食べていて味気ない。
                    個人の問題だと思う。
                    中身は偏らないし
                    鞄にもちゃんとおさまった。
                    じゃがしかし、なんか、違う!

                    というわけで、今日はむかしから使っている
                    長方形のお弁当箱にしてみた。
                    小さいサイズのにぎゅうぎゅう詰め。
                    これで中身が偏らないはず。
                    さあ、どうかな。
                    今からお昼が楽しみである。
                    報告を、乞う! ご期待!
                     
                    やっときた夏の終わり【つれづれ】
                    0
                      来週から実験の外勤が半年ぶりに再会する。
                      それに備えて大急ぎで
                      新作長編の箱書き準備をしていて、
                      ふとBGMにサマーウォーズとかを使った。
                      そこでわたくしは、はっとしたのだ。
                      「……ああ、夏が終わる」
                      何を馬鹿な。すでに秋で、雪は目の前。
                      そういう物理的なことでなく、
                      メンタル的なことである。
                      思えば、一年前であった。
                      いきなりTL小説原稿の打診をいただいた。
                      それからこの1年、
                      「そりゃ人間としてやっちゃいけねえだろうよ」
                      という量の原稿を書いて来た。
                      坂道を転がり落ちる速度である。
                      10万文字レベルの原稿を4本に、
                      12万文字レベルの原稿を4本、
                      さらに短編を数本、である。
                      止めようとしても止められなかった。
                      坂道で止まれないのと同じである。
                      これ、脱稿原稿なので、
                      初稿やら何やらを考えたら、
                      そりゃあもう何千枚だよ! 
                      っていうレベルである。
                      パソコンで書いているからいいけれど、
                      (いやよくなかったのかも)
                      手書き原稿だったら確実に、
                      腱鞘炎を越えて骨折しているぜ。
                      しかもその原稿のすべて、
                      資料を必要とするブツで、
                      まあ知識の使い回しもあったものの、
                      資料本が何十冊になったことか。

                      おかげでよくわからない特技が身についた。
                      ざっとみた記事がいつどこでどのあたりの
                      記述欄にあったのか、
                      記憶できるようになったのである。
                      さらには、世界地図を見過ぎて、
                      なんかよくわからないレベルで
                      グローバルな思考になったのであった。
                      正直にいえば、南極のことだって、
                      それほど知識はなかったけれど、
                      結構詳しくなれたのだ。
                      オーロラだって今年に入って、
                      ちゃんと勉強したくらいで、
                      今は風力発電のお勉強中。
                      いや、自慢がしたいのではなく、
                      脳味噌が悲鳴を上げているという話である。
                      デメリットは視力の低下か。
                      「眼鏡を変えるべきか」
                      と悩まんだけれど、
                      途中で免許更新する機会があり、
                      そこでずーーーーっと視力の低そうな、
                      シニアドライバーに検査官さんが、
                      「もうちょっとわからないですかねえ」
                      と無理やり検査を通そうとしているのを見て、
                      「……そんなんで運転しても大丈夫なのか、
                      ならわたくしは全然問題ないな」
                      と安心しちゃって放置。
                      はっきり見えなくて苛々するのはきっと、
                      あはは、気のせいなんだよ、と思うことにした。

                      というわけで、そういう無茶苦茶な生活を、
                      来週からはできなくなるので、
                      (そうしなくなるようにとの意図もあった)
                      ここでようやく繋がる、
                      「ああ……夏が終わる……」
                      である。
                      夏というより、無茶苦茶な1年が終わる。
                      ちょびっと深く息ができる、気がするのだった。

                       
                      風力発電のお勉強【つれづれ】
                      0
                        風力発電モノの長編を書こうかと思って、
                        風力発電とはなんぞや、から
                        勉強することにした。
                        ネットでざっと調べる……なわけない。
                        入門書から専門書まで
                        ざっくり10冊ほど仕入れて
                        付箋を貼って叩き込んでいくのである。
                        入門書1冊では駄目である。
                        著者の主張が世間一般であるとは限らない。
                        複数冊目を通して、
                        「……ほほう、こういう問題で」
                        「イエス、とか、ノー、とかあるのだな」
                        あるどころか、当然ながらあり過ぎて、
                        その深みにはまりかけ、
                        「うーわー、めーんーどーくーさーいー」
                        「やめようかな、このテーマ……」
                        といっときは挫折した。
                        まあ、一朝一夕で理解できる分野なら、
                        専門家なんぞいらないのである。
                        もっとも専門家になる必要はないので、
                        それに深みにはまった
                        ディープな話題を小説にしても、
                        誰もついて来られないから、
                        「うむ、そうだな、このゼロスタンス」
                        「これこそ読者と同じ目線!」
                        ということで気を取り直して付箋貼りに戻ったのだ。

                        とにかく、興味ありきではなく風力に
                        辿りついたので、
                        風力発電の現場を見たことがない。
                        そこで登場するのが家人であった。
                        北海道を隈なく仕事で動き回っている家人。
                        何気なく聞いてみた。
                        「苫前(とままえ)の風車、見たことある?」
                        「あるよ」
                        「(よしよし)どんなだった?」
                        「すごかった」
                        「……どんなふうにすごかった?」
                        「道沿いにめちゃいっぱい、ばーんとあって」
                        「うん」
                        「おお、すげえって思った」
                        「で?」
                        「え、すごかった」……エンドレス。
                        つまり、すごいらしい。
                        まあ……一般人の感想はきっとこんなものだろう。
                        貴重な意見をいただけたのだった。
                         
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                        猫系女子が大好きな上司のために任務に励み、それを犬系男子が邪魔をして? お仕事系長編サスペンス小説。拙作。
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                        天川さく
                        拙作。南極にだけいるペンギン、コウテイペンギンの「ぼく」が主人公の短編SFファンタジー。ぼくの記憶は前のぼくから、そしてつぎのぼくへと受け継がれて。世界を救っているんだという、ぼくの奮闘物語。
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                        天川さく
                        拙作。長編サスペンス。デジタル小説。風に色がついて見える風香。ある日、風力発電所で爆発事故が発生。それを回避できるのは風香だけ!?
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                        天川さく
                        長編ライトミステリー。カズが主任となったカフェに通うヒイラギは「ペンギン好き?」とカズにいきなり訊ねられる。直後、舞い込んだ事件はペンギン大量死事件。そして現場は意外な場所だった。ツグミが足をひっぱり、ボブが頭をはたく。それでもヒイラギは己を曲げない。頑固で神経質な上に目の前にある事象すべてを自分の手で救いたいと躍起になる男、ヒイラギ。「カズとヒイラギがタッグを組むと案件が複雑になるんだよ。ふざけんなよっ」。ボブの雄叫びが響く場所はどこだ!
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                        天川さく
                        短編ミステリ。
                        兄が死んだのは本当に事故だったのか?他殺?それとも…自殺?共感覚者の音色が挑む、美しく切ない事件。粉雪・スノーを経て、ヤキソバから3年後のモノガタリ。
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                        天川 さく
                        長編ライトミステリ。文庫本。
                        音に色がついて見える音色。研修先にやってきたのはヤキソバが名物の街で。先輩マッドに振り回されて音色は任務を遂行できるか。
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