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西條奈加氏の『三途の川で落としもの』よんだ【本のツボ】
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    評価:
    西條 奈加
    幻冬舎
    ¥ 1,620
    (2013-06-27)
    コメント:読んだのは文庫本であったが、この画像しかなかったので。12歳の少年がとある事情で三途の川に漂い、そこで川守のような連中と仕事をしながら人生を考え直す物語である。奇妙な気持ちにさせられる話であった。

    西條奈加氏の

    『三途の川で落としもの』の文庫版を読了。

    橋から転落して気づいたら三途の川のほとりにいた

    12歳の少年の成長物語である。

     

    正直、突っ込みどころ満載である。

    全体をみればいい話になっている。

    人間界のしがらみについて

    ライトテイストで描かれているし。

    でもどうにも最後までなんとも言えない

    奇妙な違和感があった。

    三途の川に人ならざるものがいるのはいい。

    世界観もファンタジーと割り切ればいい。

    けれど、ファンタジーではない。

    どうも人間界のしがらみを書きたいらしくて。

    そのポリシーは凄いと思うし、

    生き様とかを訴えるのに少年題材は打ってつけだし、

    でも、どうにもチグハグなのである。

     

    これを書いていて気づいた。

    あまりにチャンポンなのだ。

    ちゃんと理由は書かれているけれど、

    だからといって納得できるかどうかは別で。

    ギリシャ神話と歴史小説と

    ファンタジーと現代のいじめ問題、

    あれやらそれやらが、

    わらわらとあり過ぎなのだ。

     

    それでもまとめてあるのが

    西條氏の凄いところだろうけど、

    世界観についていけるひとと

    いけないひとに

    大きく分かれる作品である。

    むむん。

     

    執筆ポイント参考例【小説】
    0

      唐突ですが、

      わたくしめの執筆ポイントを参考までに。

      どれも基本中の基本。

      その中でわたくしのこだわりをさらりと。

       

      1)本当に言いたいディープテーマは可能な限り奥深くしまい、BGMと化す。かつじわじわ訴える。というか、これが、主人公を苦しめる元になる。

      2)主人公は徹底的に(作者として)苛める。苦境に立たせる。

      3)主人公は冒頭とラストで人間的またはスペック的にレベルアップしている。

      4)そんな可哀想な主人公をフォローする頼もしく、かつ鬱陶しい大人キャラを脇役につける。

      5)恋バナを入れる。

      6)敵役は徹底的にカッコヨク。カッコイイ悪役を書いていると、読み手も書き手も気持ちイイのである。

      7)グルメネタを入れる(ほっとひと息的に)。

      8)ぐだぐだエピは中盤まで。あとはいっきに書いて、いっきに読ませる。スピーディーに。つまり、無駄な笑いを入れない。

      9)どんでん返しはできれば3回以上あるとよい。

      10)中盤くらいで、読み手が「ああ、これはこうなるな」という期待、お約束は叶える。その上で、期待を裏切る展開にする。お約束とは「幸せ⇒どん底」とか。主人公が無駄にモテモテとか。主人公が実は無駄にスペック高かったとか。

      11)人情系は必ず入れる。嫌なやつが実はこんな過去を背負っていたのだ、とか。

      12)モブキャラには名前をつけない。

      13)キャラは出したからには必ず活用する。……これを入れるので拙作の登場人物は極端に少ないのです。

      14)爽やかな読了感にする。

      15)地の文によけいな修飾語は使わない。切なかったら、「胸が痛む」程度にする。主人公が男か女かで地の文の雰囲気を変える。男主人公なら「お餅を食べた」ではなく「餅を食べた」。まあ、オトメな男子なら別ですが。

      16)……なんてやってたら、切りがないじゃんっ! どこがさらり!?

       

      というふうに、いろいろ考えて書いているのですよ。

      あと数字問題とかルビ問題とか。

      気が向いたら書かせていただきます★

       

      できたてホヤホヤの広告用画像〜。ツルギくんです。

       

       

       

       

       

       

       

       

       

      よろしくね(´ω`)

       

       

      バナナシフォンケーキを忘れていたよ【ごはん】
      0

        パティシエが洋菓子を作ってくれた。

        バナナシフォンケーキ、

        チョコカスタードムース付きである。

        さすがに毎日作っているわけではない。

        本業は大学生だからである。

        ただ、立て続けにご紹介する事柄が多く、

        ブログで取り上げることができなかった。

         

        つまりさかのぼること6月3日である。

        断言できるのは、

        画像に日付を名前に入れているからである。

        これは理系の人間は割とよくやる手法である。

        測定試料データには、

        試料名と測定日、もしくは作成日をつけるのが基本。

        それを日常で活用するかはさておき。

        今回は功を奏した感じである。

         

        だから断言できる。

        6月3日なのである!

        こちらである。

         

         

        ふわっふわで、

        いくつかセットでラップにくるんであった。

        シフォンケーキである。

        一般常識ではひと切れづつを

        愛し気にいただくブツである。

        このラップに複数個包んであるのが

        家人にとってハードルを下げたのだろう。

        家人が手に取ったラップには

        3つ一緒にくるんであった。

        三人でいただこうとしていたので、

        当然、ほかの人間は皿を持って待っていた。

        じゃがしかし!

        家人はそのまま3個たべよった!

        おいっ!!

        スイーツ食べ放題の店じゃないんだからっ。

        さらにラップを手に取ろうとするので、

        さすがのパティシエも声を荒げた。

        当然である。

         

        手作りスイーツのある家庭の、

        幸せゆえの腹立たしいシーンなのであった。

         

        シフォンはバナナのフレーバーたっぷり、

        チョコカスタードが優しく

        口の内側がきゅーっとなった。

        おいしかったなあ。。

         

        東野圭吾氏『虚ろな十字架』読了【本のツボ】
        0
          評価:
          東野 圭吾
          光文社
          ¥ 691
          (2017-05-11)
          コメント:死刑にまつわる2つの事件の物語。死刑に意味があるのか、幼子を殺害された側と殺害した側、別事件の殺害した側の家族の、事件が交錯する深い物語であった。

          東野圭吾氏の『虚ろな十字架』を読了。

          死刑にまつわる2つの物語である。

          幼子を殺害された夫婦が

          相手を死刑判決まで持ち込む物語に、

          その後それで気持ちは晴れたのかとか、

          さらには数年後、妻を殺害される夫。

          (作中では離婚しているので元夫)。

          死刑とは何か。

          死刑に意味はあるのか。

          それを実に身近に感じさせ、

          深く読み進めさせられた1冊。

           

          なにしろ登場人物、

          おもに被害者は誰にも

          当てはまるパターンという、

          ホラーレベルで怖い物語である。

          娘を愛し、ほんのちょっとの……という

          そんな経験をしない母は

          いないのでは。

          いたらそれで別の問題が生じそう、

          そういう人間社会の複雑さを

          しみじみ盛り込んだ作品である。

           

          死刑とは何か。

          どんな意義が、どんな意味が。

          死刑を求める人たちはわかっている。

          相手を死刑にしたところで

          死んだ愛する者はかえってこない。

          けれど、そのまま社会復帰されるなど……。

          そういう心情だけで動く。

          これまた誰もが共感することであろう。

           

          爽快感はない。

          けれど、やはり、多くの方に読んでいただきたい

          そういう1冊であるのは間違いない。

           

          リンゴのガトーインビジブル【ごはん】
          0

            週末なのでパティシエが

            洋菓子を作ってくれました。

            リンゴのガトーインビジブル。

            それにキャラメルソース添え。

            こちらです。

             

             

            ぱっと見るとハムのようですが、

            どちらかといえばミルフィーユ?

            それにプリン?

            プリン生地とリンゴが何層にもなっている。

            シャキシャキとぷりりんの

            2つの食感が楽しめるのです。

            はあ……美味しい。

            ありがとう、パティシエ。

             

             

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